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IRからの選手復帰は4試合経過後に、練習生は16名に増加

2022年05月26日(木) 11:39


NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

NFLとNFL選手会(NFLPA)が先日、故障者リザーブ(IR)関連を含む2022年シーズンの新ルールに合意し、選手らは復帰までに最短で4試合を欠場する必要が生じると『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地25日(水)の夜に伝えた。

ガラフォロが取得した覚書によれば、IRリスト、もしくはリザーブ/NFI(フットボール以外での負傷もしくは病気)リストに置かれ、復帰の指定を受けた選手には、“該当のリザーブリストに置かれた日から4試合が経過”した後に復帰の資格が生じるという。以前は、3試合が経過した後に復帰可能だった。

故障者リザーブのルール変更に加え、NFLとNFLPAはトレーニングキャンプでの強度を高めていく過程への変更にも合意したとNFLネットワークのイアン・ラポポートは報じている。

故障者リザーブプロトコルの別の変更点として、各チームはIRとリザーブ/NFIリストのいずれかもしくは双方から、1シーズンあたり8名の選手を53名ロースターもしくは練習生に復帰させることができる。それぞれの選手はシーズンあたり最大で2回IRリストから復帰できるが、その両方でチームに許容された8名の復帰指定者にカウントされる。

練習生の変更点としては、以前の14名から最大で16名を登録できるようになる。各チームはシーズンあたり各練習生を最大で3回(以前は2回)、試合日のロースターに昇格させることが可能だ。

NFLとNFLPAはプレシーズンのトレーニングキャンプについても変更に合意し、これまでフィールド上でのセッションは2時間以下とされていたものが、2日目は90分以下、3日目は105分以下、最後の2日間はこれまで通り2時間以下とされている。

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