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QBマレーとの長期契約は夏に完了すると自信のカーディナルスGM、「彼はわれわれの未来」

2022年05月26日(木) 15:31


アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Jed Jacobsohn】

クオーターバック(QB)カイラー・マレーが今週にチーム合同練習(OTA)に参加していないことは、スターQBとアリゾナ・カーディナルスの間にこのオフシーズンに起こっている一連の騒動を再び思い出させた。

現地25日(水)、『The Pat McAfee Show(パット・マカフィー・ショー)』に出演したカーディナルスのジェネラルマネジャー(GM)であるスティーブ・カイムは、両サイドが合意に至ることに自信を示しつつ、新契約が滞っている理由も説明している。

チームの公式サイトによれば、カイムGMは「ちょっとしたタイミングの問題だと思う。以前に同じことをやった者はすべて、7月から9月の間に完了している。われわれにとっても変わらない。彼にはもう1年契約があることをわれわれは承知しているし、5年目オプション(2023年)もある。彼はわれわれの未来であり、われわれはそれを強く感じている」と語ったという。

「この夏には何らかの成果があると感じている」とカイムGMは続けた。

夏のうちに状況にけりをつけることができれば、カーディナルスにとっては理想的だろう。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは4月14日に、カーディナルスとの新契約を取りつけない限り、マレーがプレーする見込みはないと報じていた。元全体1位指名選手であるマレーは、ルーキー契約の4年目に550万ドル(約7億0,011万円)ほどを手にする見込みだ。チームは先日、マレーの5年目オプションを有効にしている。

このオフシーズンにマレーの代理人が、カーディナルスからの長期延長契約を望んでいることを表明していた。自主参加であるOTAの欠席は予想されたことであり、足場を固めたベテランには珍しいことではない。ヘッドコーチ(HC)クリフ・キングスベリーは今週、マレーが6月14日(火)に始まる参加必須のミニキャンプには参加するとの予想を報道陣に語っている。

カイムとキングスベリーは夏までに状況が落ち着くと考えているようだが、マレーが契約書にサインするまで疑問は続くだろう。

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