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ファルコンズオーナーが暴力防止団体に合計2,500万円を寄付

2022年05月28日(土) 12:47


アトランタ・ファルコンズ【NFL】

アーサー・M・ブランク・ファミリー基金が現地27日(金)、一連の銃乱射事件を受けて“Sandy Hook Promise(サンディ・フック・プロミス)”および“The Health Alliance for Violence Intervention(ヘルス・アライアンス・フォー・バイオレンス・インターベンション)”にそれぞれ10万ドル(約1,271万円)を寄付したことを発表した。

アトランタ・ファルコンズのオーナーであるアーサー・ブランクは声明で次のように述べている。「またしても、わが国の各地で軍用兵器による大量殺傷事件が発生し、耐え難い悲しみに包まれている。私はすべての犠牲者とその家族、そしてこの恐ろしい出来事を目撃した多くの人々が何年にもわたってその記憶に苦しめられることに心を痛めている」

「わが国におけるメンタルヘルス上の問題が深刻化していることを踏まえると、政府、企業、慈善団体、非営利団体のすべてがこの問題に取り組む役割を果たす必要性は、いくら強調してもし過ぎることはないだろう。ジョージア州の指導者たちが最近、精神保健サービスに力を注いでいることに心を打たれた。このように党派を超えて共通の課題に取り組む姿勢は称賛され、他でも行われるべきだ――これらの課題はどちらの党を支持しているかにかかわらず、すべての人に影響を与えるものだ」

「私の切実な願いとは、同じような協調姿勢をとり、指導者たちが真剣に理にかなった銃の改革に関する合意点を模索することであり、それによってこのような悲劇が滅多に起こらずにコミュニティーが壊滅的な打撃を受けなくなることだ」

火曜日にテキサス州ユバルディにある小学校で、児童19人を含む計21人が銃を持った男に殺害された。5月14日には、バッファローにある食料品店で10人が銃で殺害されている。

サンディ・フック・プロミスは“学校での銃乱射事件をなくし、子どもたちを傷つける暴力やその他の有害な行為を防ぐ文化変換を起こす”ことを使命にしている全国レベルの非営利団体だ。

一方で、ヘルス・アライアンス・フォー・バイオレンス・インターベンションは“公平でトラウマに配慮したケアと、暴力の介入及び防止プログラムを推進するために、病院と地域社会の連携を促進する”組織だ。

「今夜、私たちは心を痛めている。NFLファミリーは今日の恐ろしい悲劇が起こった後、子どもたちや教員の家族、そしてユバルディのコミュニティー全体と共に深く悲しんでいる。NFLの支援を心から約束する」

【RA】