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「エイダン・ハッチンソンは成功するためにできることをすべてやるDNAを持つ」とライオンズHCキャンベル

2022年05月28日(土) 20:32


デトロイト・ライオンズからドラフト指名を受けたミシガン大学のエイダン・ハッチンソン【AP Photo/Jae C. Hong】

予測不可能なことが多かった2022年のNFLドラフトで、エイダン・ハッチンソンは最も洗練された確実な選択の一人と見なされていた。

これまでのところ、デトロイト・ライオンズのヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルの目には、全体2位の指名が宣伝通りであったと映っている。

「彼のアプローチは、すべてわれわれが予想していた通りだった。彼はミーティングルームでとても丁寧だし、学びたいという気持ちを持っているし、すべて吸収し、求められていることをやっている。そして、“失敗から学ばなければ”と、他の選手と同じように試行錯誤している。彼はやるべきことをしっかりやっているよ」キャンベルは、チーム合同練習(OTA)で現地26日(木)に記者団にそう語った。

ジャクソンビル・ジャガーズがトラヴォン・ウォーカーを全体1位指名した後、キャンベルとライオンズはミシガン大学のハッチンソンを獲得するのに時間を浪費しなかった。

2021年、ハッチンソンはパワー5で2位となる14サックを記録し、全米トップのラインマンとしてロンバルディ賞を獲得、ハイズマン賞では次点となり、ミシガン大学ウルヴァリンズの復活の鍵となった。

ハッチンソンがすぐにスタートを切ることは何も問題がないように思えるが、キャンベルは、チームとしてその1巡目指名選手に関して急いではいなかったことを強調した。

6フィート6インチ(約198cm)260ポンド(約118㎏)で、ハッチンソンはプロのレベルに迅速に成長する強度を持っているが、コーチによると、まだ成長する余地があるという。しかしながらキャンベルは、ハッチンソンは確実なサクセスストーリーに限りなく近いと信じている。

キャンベルは「絶対ではないが、言いたいことがある。われわれがこの男を指名したかった理由の一つは、彼のDNAが、成功するためにできることすべてを行うつもりだと感じたことだ。そして、試合に出場しわれわれを助け、試合に勝つのに彼は十分な能力と強さを持っている、確かにそうだ。さて、それはいつになるのだろうか? どのくらい早くなるのか? それはわからない。ただ、彼の準備が整うまで試合に出すつもりはない。彼が見せてくれないとね。でも、どう成長するかは見ているよ。まだOTAの2日目だしね」とコメントした。

“モーターシティ”でスピードアップするハッチンソンは、練習で毎日直面している仲間によってさらに成長を加速させる可能性がある。

ハッチンソンはライオンズのオフェンシブタックル(OT)テイラー・デッカーと、昨年のドラフト1巡目指名ペネイ・スウェルと日常的に対峙することになる。どのディフェンシブエンド(DE)にとってもうらやましくはないポジションだが、ハッチンソンにとっては、その状況が最も貴重な経験を生み出すだろう。

「彼が毎日スウェルとデッカーに立ち向かっていかなければならないということによって、ハッチは大きな利点を得ると思う。それはとても大きい。他の多くのことよりも、彼の成長にとって重要なことだと思う。だから、私は彼が質の高いタックルに立ち向かうことそれ自体が、彼の成長を加速することができると思う」キャンベルはそう話した。

ハッチンソンのルーキーシーズンがどうなるのか判決を下すにはまだ早いが、これまでのところ彼はヘッドコーチの期待にすべて応えているようだ。

【AK】