TEシュルツの契約状況を心配していないカウボーイズHCマッカーシー、「ビジネスはビジネス」
2022年06月11日(土) 16:54ダラス・カウボーイズからフランチャイズタグ指定を受けているタイトエンド(TE)ダルトン・シュルツは、新たに長期契約を結ぶことを目指して自主参加のワークアウトの最終週を欠席した。しかし、組織内で、事態が悪化することを心配している人は誰もいないようだ。
チーム公式サイトによると、ヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーは現地9日(木)に次のように述べたという。「ビジネスはビジネスだ。私はフットボールの試合に勝つためのビジネスをしている。私たちは皆、契約を結んでいる。こういう事態は誰にでも起こり得る。こうした決断や取引には当然ながらタイミングが関わってくる。今、ヘッドコーチとして、慣れるのには数年かかるが、この世界では物事を分けて考えることを学ばなければならないと思っている」
「ダルトンは今の立場にふさわしい。だから、できればうまく解決したい」
シュルツのワークアウト欠席に対するマッカーシーHCの反応は、チームのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットと同じだ。プレスコットは契約を結ぶ前に似たような状況を経験しているため、シュルツの立場がよく分かると話している。
今週のセッションを欠席する前、シュルツは自主参加のワークアウトに参加していた。すでに1,093万1,000ドル(約14億6,912万円)のフランチャイズテンダーにサインしているが、今度は長期的にカウボーイズにとどまれる契約を求めている。
カウボーイズは来週、参加義務のあるミニキャンプを実施する予定だ。
「彼のコミットメントや、やってきたことを心配していない」とマッカーシーHCは強調している。「彼はとても調子がいい。この場にいたら、自分は今までで一番強いと話すだろう。彼はオフシーズンにものすごい量の仕事に打ち込んでいる。分けて考えた理由は明らかだ。それはビジネスだ。彼がやっているのはビジネスであり、そう理解されている」
【RA】