4勝12敗と激動の昨シーズンを経て、今年初旬、サンディエゴ・チャージャースは安定性を強化し、信頼を示すべく、ヘッドコーチ（HC）マイク・マッコイと1年の契約延長をまとめた。これでマッコイは2017年シーズンまで指揮を執ることになった。

しかし、今季はまだ4戦を終えただけだが、すでに負傷者続出のシーズンに直面しているチャージャース。3度の逆転負けを喫して1勝3敗のチームを率いるマッコイにまたしても議論が持ち上がっている。

情報筋によると、マッコイは今、自らの今後を決する2つの重要な試合を目前に控えているという。チャージャースは第5週、オークランドに移動してレイダース戦に臨み、そして第6週はサーズデーナイトのホストとしてデンバー・ブロンコスを迎え撃つ。もし、この2試合でつまずけば、厳しい決定がすぐにでも下されるかもしれない。

現地9日（日）の試合を終えてから次の一戦まで間隔が短いため、チャージャースが何かを変更するのは難しいだろう。しかし、すでに第4クオーターで逆転を許す試合を重ねていることもあり、その短期間で2度も精彩を欠けば、マッコイに最悪のニュースがもたらされる可能性はある。

実際、情報筋によれば、ニューオーリンズ・セインツ戦に黒星を喫した後に交代劇が展開される可能性もあったという。

何よりもチャージャースはレイダースに打ち勝つことに集中しなければならない。コーチ陣はもとより、クオーターバック（QB）フィリップ・リバースをはじめ、全員がそれを頭にたたき込んでおく必要がある。

現時点でマッコイに関する正式な発表は何もない。