いつかピッツバーグに「戻ってくる気がする」とチーフスWRスミス・シュスター
2022年06月14日(火) 17:00ワイドレシーバー(WR)ジュジュ・スミス・シュスターが、新たに入団したカンザスシティ・チーフスの一員として試合に出たことはまだない。
それでも、スミス・シュスターは自分がピッツバーグ・スティーラーズに戻るところをすでに想像できるという。いずれにせよ、少なくとも1日は。
チャリティイベントを開催するためにペンシルベニア州に戻ったスミス・シュスターは、現地12日(日)にそのように明かしている。
『CBS Pittsburgh(CBSピッツバーグ)』のギャレット・ベハナによると、スミス・シュスターはピッツバーグ地域で行われたそのイベントで「ここに戻ってくる気がする。今でも、サポートしにきてくれるファンがいることが分かった」と語ったという。
プロボウルに選出された2018年を含め、スティーラーズで5シーズンを過ごしたスミス・シュスターは、今オフシーズンにチーフスと1年契約を結んでいる。
複数の団体への寄付を募ったチャリティーイベントで、スミス・シュスターはホームに戻って別れのあいさつをすることができたようだ。
「とても重要なことだった。戻ってこられたのは大きい」とスミス・シュスターは話している。「キャリアをスタートさせて5年間を過ごした街に戻ってこられた。新しいチームと契約して移籍したら、すぐに移動しなきゃならないから、文字通り、荷物を全部持って移動した。ファンにさようならを言う暇もなかった。今日、やれたことは本当にクールだ」
2017年NFLドラフト2巡目指名を受けたスミス・シュスターは、スティーラーズでの5シーズンでレシーブ323回、3,855ヤード、タッチダウン26回を記録している。
2021年シーズンは肩の負傷のため、5試合の出場にとどまった。
現在、スミス・シュスターは、同じくフリーエージェント(FA)として契約を結んだマルケス・バルデス・スカントリングと共に、タイリーク・ヒルを失ったチーフスのWR陣を強化することが期待されている。
スミス・シュスターがどれほど大きな役割を果たせるか、そして、全盛期の頃の調子を取り戻せるかは2022年シーズンの毎週日曜日に行われる試合を見てみないと分からない。しかし、6月のとある日曜日にピッツバーグに戻ったスミス・シュスターは、スティールシティにいつの日か戻ってくる可能性を閉ざさなかった。
【RA】