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契約交渉の進展により、カウボーイズTEダルトン・シュルツがミニキャンプに参加

2022年06月15日(水) 10:23


ダラス・カウボーイズのダルトン・シュルツ【James D. Smith via AP】

現地14日(火)、ダラス・カウボーイズのタイトエンド(TE)ダルトン・シュルツが参加義務のあるミニキャンプに合流する。

先週に行われたチーム合同練習(OTA)には欠席していたフランチャイズタグ指定のシュルツが、3日間の参加必須のセッションに出席する予定だと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが火曜日に報じた。カウボーイズのヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーは、同じ日に行われた記者会見でシュルツの参加を認めている。

また、長期契約の締結が目前になっているわけではないが、契約交渉の議論は最近活発になっているとペリセロはつけ加えている。

それ以前のトレーニングに参加していたシュルツは、停滞している契約交渉を進めるために、先週行われた最後の自主的なOTAを欠席した。

シュルツが参加必須のミニキャンプを欠席しないことは予想されていたが、契約交渉の議論が活発になったということは、先週のOTAの欠席が期待通りの効果を発揮したことになる。

シュルツはすでに2022年の1,093万1,000ドル(約14億7,638万円)相当のフランチャイズタグにサインしているため、参加必須のミニキャンプを欠席した場合、罰金の対象になるところだった。

チームとシュルツの両サイドが7月15日(金)までに新たな長期契約に同意しなかった場合、シュルツは1年のテンダーでシーズンを戦い抜くことになる。

シュルツは808ヤード、タッチダウン8回という成績でオフシーズンに突入し、カウボーイズの攻撃陣で重要な役割を果たしていた。そして、2022年はシュルツ以外にベテラン選手の選択肢がほとんどないことから、交渉の場において影響力を保持している。トレーニングキャンプが始まる前に、先週のOTA欠席が契約に向けて両サイドを後押しするのにどれほど役立ったかが分かるだろう。

【AK】