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ジェッツ新人CBガードナーが僚友に675万円を支払ってジャージーナンバー1を確保

2022年06月15日(水) 13:41


ニューヨーク・ジェッツからドラフト指名を受けたシンシナティ大学のソース(アフマド)・ガードナー【AP Photo/John Locher】

ソース・ガードナーがニューヨーク・ジェッツからドラフトで指名された日に手にしたナンバー1のジャージーを確保した。新人コーナーバック(CB)であるガードナーは、このナンバーをフィールド上で使うために高額な費用を払っている。

ガードナーは現地14日(火)、ナンバー1のジャージーを使用する権利をチームメイトのD.J.リードから譲ってもらうために、5万ドル(約675万円)を支払ったと報道陣に明かした。

今になって考えてみれば、リードがガードナーから受け取った5万ドルは擬似的なサインボーナスのようなものだと言える。ベテランディフェンシブバック(DB)であるリードはガードナーがドラフトされる1カ月前にフリーエージェントとしてジェッツと契約を結び、ナンバー1を選択していた。ナンバーの選択肢が広がった最初のシーズンである昨シーズンに、リードはシアトル・シーホークスでナンバー2を着用していた。

ジェッツのチーム合同練習(OTA)に参加した際、ガードナーはナンバー20を使用している。ドラフト全体4位で指名されたガードナーは、シンシナティ大学時代にナンバー1を身に着けていた。印象的だったジュニアシーズンに、ガードナーはシンシナティ大学ベアキャッツが初めてカレッジ・フットボール・プレーオフに出場するのに一役買っている。

かつてあのディオン・サンダースは「見た目がキマっていれば、気分がいい。気分が良ければ、いいプレーができる。いいプレーができれば、それだけの報酬がある」と言った。それに誰よりも同意しているのがガードナーかもしれない。5月に完全保証された契約を結んだガードナーには、その投資が可能だ。

ガードナーのこの夏の次の目標は、ライバルのナンバー1レシーバーたちと相対することになる先発の役割を確保することだ。21歳の新人は、もう先を見据えている。

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