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昨季のケガとプレーオフでの不完全燃焼を「発奮材料」にするタイタンズRBヘンリー

2022年06月15日(水) 23:28


テネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー【AP Foto/Darron Cummings】

2021年にデリック・ヘンリーは足の骨を折って9試合を欠場した。テネシー・タイタンズのランニングバック(RB)はポストシーズンで復帰を果たしたものの、後のAFCチャンピオンとなったシンシナティ・ベンガルズへの敗戦では彼らしさを発揮できずに終わった。

その敗北と足のケガをモチベーションにして、ヘンリーは2022年シーズンに向かおうとしている。

「それがオフシーズンの俺の発奮材料となった」と現地14日(火)のミニキャンプで彼は話したとチーム公式サイトが伝えている。「俺には何もかもがモチベーションになるんだ。本人が何も知らずにそうなっていることもある。疑い深い連中もそうだ。俺はかえってやる気になるし、始める準備はできている。まあ見てろって」

ランヤードで2年連続リーグタイトルを獲得したヘンリーは、2021年もキャリー300回超に向けて順調に進んでいたが、そこでケガをしてしまった。プレーした8試合で、彼は219回のアテンプトで937ヤードとタッチダウン10回を獲得。9試合を欠場しながらも、ヘンリーはランヤード、キャリーとラッシングタッチダウンでNFLのトップ10に入っている。

火曜日に始まったミニキャンプで、足のケガは問題なさそうだった。

「いい感じだ」とヘンリーは言っている。「本当にいい感じだ」

タイタンズのポストシーズンゲームでヘンリーは20回のアテンプトで62ヤード、タッチダウンは1回で、キャリー平均が3.1ヤードと普段の記録を大きく下回っていた。この試合では勢いのある彼らしさが見られず、優柔不断な様子が目立った。

2021年の問題を過去のものとし、ヘンリーは再びランヤードタイトルの獲得に焦点を合わせている。

「しばらく休んでから、体調を整えるために無我夢中でトレーニングし、できることを全部やってきた」とヘンリーは言う。「努力してきたし、今はいい気分だ」

【M】