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コルツSカーリ・ウィリスが人生の新たなステージへ、3シーズンのNFLキャリアに幕

2022年06月16日(木) 10:57

インディアナポリス・コルツのカーリ・ウィリス【AP Photo/Gary McCullough】

NFLでわずか3シーズンを送ったセーフティ(S)カーリ・ウィリスが、この競技から去る。

インディアナポリス・コルツのセーフティであるウィリスは、現地15日(水)に『Instagram(インスタグラム)』を通じて引退を発表した。

ウィリスは声明の中で「最初にインディアナポリス・コルツという組織に、この3年にわたってナショナル・フットボール・リーグで戦うチャンスをくれたことに感謝したい」と述べている。

「たくさんのチームメイトたちやコーチ、サポートスタッフたちと生涯にわたる関係を築いたし、彼らは俺に大きな影響を与えてくれた。人生のこの時期に学んだ教訓は、俺の次の章で役立つだろう」

「祈りと熟考を重ね、俺はこれからの人生をイエス・キリストの福音を広めることに捧げるため、NFLから正式に引退することを決めた。これまでの俺の旅を支えてくれた家族と友人の皆に感謝しているし、次の人生でも引き続き応援してくれるとうれしい。神がこの人生に与えてくださる、多くの喜びと目的をもたらす使命を追求することに、謙虚な気持ちであると同時に、エキサイトしている。長年の応援に感謝を」

コルツはウィリスの引退の意思を受け入れ、その貢献に謝辞を送った。

「われわれは過去3年にわたる、カーリのフィールド内外でのコルツへの貢献に感謝している」とヘッドコーチ(HC)のフランク・ライクは声明で述べている。

「カーリの人柄、リーダーシップ、プロフェッショナリズムがロッカールームからなくなるのは寂しいし、日曜日の彼のプレーも恋しくなるだろう。彼が人生と信仰における次のステージへ進むという決断に敬服し、尊重するとともに、私の祈りは常に彼と共にある」

ミシガン州立大学出身のウィリスは2019年にコルツからドラフト4巡目で指名されながらも、ルーキーシーズンに14試合(先発9試合)に登場。2020年はプレーした14戦のすべてで先発し、インターセプト2回、パスディフェンス6回、タックル85回を記録して、2021年には11試合出場(先発10試合)、インターセプト2回、タックル63回という数字を残して競技生活を終えた。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によれば、ベストシーズンはディフェンスのグレードが70.5をマークした2020年だったという。

フィールドを去ったウィリスは、自らの信仰を胸に、これまで以上に大きな影響を与えるための道を歩んでいく。

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