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元ビルズHCマーブ・レヴィがCFLでも殿堂に

2022年06月17日(金) 10:37

マーブ・レヴィ【Ben Liebenberg via AP】

マーブ・レヴィが選ばれし者となった。

現地17日(金)、バッファロー・ビルズやカナディアン・フットボール・リーグ(CFL)のモントリオール・アルエッツでヘッドコーチ(HC)を務めたレヴィが、カナダのフットボールの殿堂に迎えられる。

カナダの殿堂とプロフットボールの殿堂の双方に迎えられるのは、レヴィが3人目だ。他にはミネソタ・バイキングスやウィニペグ・ブルーボマーズのヘッドコーチだったバド・グラント、輝かしいキャリアをCFLでスタートし、後にNFLでキャリアを積んだウォーレン・ムーンがいる。ムーンはヒューストン・オイラーズで活躍した他、ミネソタやシアトル、カンザスシティでプレーした。

『The Canadian Press(カナディアン・プレス)』の電話取材にシカゴから応じたレヴィは「びっくりした。これだけの年数が経って、驚かされたよ」と話している。

「プロフットボールの殿堂とカナディアンフットボールの殿堂の両方に選ばれた人がいかに少ないかは知っているからね」

「バド・グラントは競争相手だったが、彼には常に敬服していたし、とても好きだった。ウォーレン・ムーンはカナダでもNFLでも、ものすごいプレーヤーだった。とても、とても幸せな気持ちだ。興奮しているし、少し驚いてもいる」

レヴィはチームの発展に寄与したビルダーとして2021年の殿堂メンバーに選ばれた。しかし、カナダの殿堂はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックを受けて2020年と2021年にセレモニーを行っていないため、この2つのクラスが金曜日にオンタリオ州ハミルトンで同時に表彰される。

レヴィは2001年にプロフットボールの殿堂に加えられている。ジェネラルマネジャー(GM/2006年、2007年)としてバッファローに戻ったレヴィは、今もビルズ史上最も多くの勝利を収めたコーチだ。

96歳のレヴィにはハミルトンへの移動はできないものの、今も50年前に初めてヘッドコーチを務めたときのことを愛情を込めて思い出している。

モントリオールのヘッドコーチになる前、レヴィは1972年シーズンのスーパーボウルでスペシャルチームコーチを務めていたワシントン・レッドスキンズ(現コマンダース)がマイアミ・ドルフィンズに14対7で敗れた後に、ワシントンを離れた。

「私にとってとても思い出深い時間だった。私のコーチングキャリアは47年続いたが、(モントリオールは)私の心の中に、特別に強く残っている」とレヴィは言う。

レヴィはCFLで43勝31敗4分を記録し、1974年にはトップコーチだった。初めてのグレイカップを獲得したのもその年で、20対7でエドモントンを退けている。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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