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セインツが2022年に1試合以上で着用する新しい黒いヘルメットを公開

2022年06月17日(金) 10:50

ニューオーリンズ・セインツ【NFL】

ヘルメットを1種類とするワンシェル・ルールの廃止により、NFLの各チームは過去を彷彿とさせるスローバックユニフォームを再導入することが可能になった。これは、少なくとも複数のフランチャイズが代替のヘルメットを導入するきっかけにもなっている。

ニューオーリンズ・セインツが現地16日(木)、2022年シーズンのどこかの時点で代替の黒いヘルメットを着用することを発表した。長年のスター選手であるディフェンシブエンド(DE)キャメロン・ジョーダンがチームの写真撮影で新ヘルメットのモデルを務めている。

「@camjordan94が私たちの黒いヘルメットを着用」

「セインツは今シーズン、どこかの試合で黒いヘルメットを着用する。具体的な試合は未定だ」

「初公開」

新しいヘルメットは主要な2色を反転させたことを除いて、セインツの標準的なヘルメットによく似ている。外観のメインカラーがゴールドからブラックに変更され、セインツのフルール・ド・リスのロゴはブラックからゴールドに変更されている。

次に注目すべき点は、チームの伝統である3本線のストライプのデザインが省略されているところだ。セインツは新しい代替ヘルメットでストライプの色を反転させる代わりにそれを取り除き、小さな金色のフルール・ド・リスのロゴが配置された三角形のグラフィックパターンを好んで採用している。

新しいヘルメットのデザインは太平洋岸北西部に住んでいる人々には馴染み深いものになるだろう。

リーグで初めて三角形の切り込みが採用されたのは、シアトル・シーホークスがリブランディングを行なった2012年だ。このとき、シーホークスは2000年代に主流だった青色を基調としたデザイン(“スチールブルー”、“シーホークスブルー”、“パシフィックブルー”など、さまざまな呼称で呼ばれていた)をやめて、現在、使用しているネイビー、グレー、“アクショングリーン”の配色に変更している。ネイビーのヘルメットには、シアトルの新しい羽の模様をあしらった三角形のテクスチャーパターンが中央に配置され、その幅が前から後ろにいくにつれて狭くなっていくという、斬新なデザインが採用されている。

クリーブランド・ブラウンズは2015年、ヘルメットのストライプ部分にカーボンファイバー模様を入れ、テクスチャーパターンを採用する流行に乗った。チームは2020年のユニフォーム変更に伴い、このパターンを取りやめている。

セインツが金色以外のヘルメットを着用するのは1969年のプレシーズン以来となる。セインツは長年にわたり、ゴールドの色合いやフルール・ド・リスのロゴの外観に手を加えてきたが、常に同じ基本コンセプトにこだわってきた――今までは。

【RA】