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ベアーズの選手がブライアン・ピッコロを偲んで41番のジャージーを着用

2022年06月17日(金) 17:26


シカゴ・ベアーズ【NFL】

元ランニングバック(RB)ブライアン・ピッコロの悲劇的な死から52年、彼のレガシーはシカゴ・ベアーズによって今もなお称えられ続けている。

現地16日(木)に迎えたピッコロの命日に、参加必須のミニキャンプの最終日に参加したベアーズの全90人の選手が、彼を追悼するために41番のジャージーを着用した。

チーム公式サイトのラリー・マイヤーによると、妻のジョイ・ピッコロ・オコンネルさんは今回のトリビュートについて「本当に感動しました。本当に。私たち全員にとって、とても大きな意味を持つものです。本当に特別なトリビュートでした」と述べているという。

「52年前のこの日、私たちはブライアン・ピッコロを失いました」

「今日、90人の選手全員が彼を称えるために41番を着用しています」

チーム公式サイトによれば、木曜日の練習にはピッコロ家の約20人が参加し、ブライアンとジョイの娘であるローリさん、トレイシーさん、クリスティさんも参加していたとのこと。

ピッコロは1966年から1969年まで4シーズンの間、ベアーズでプレーしていたが、がんによってそのキャリアと人生が絶たれてしまった。胎児性がんの闘病の末、26歳の若さでこの世を去っている。

木曜日の追悼は当初、ピッコロの逝去から50年を迎える2020年に行われる予定だったが、当時は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でオフシーズンの練習が中止されていた。

ウェイクフォレスト大学出身でドラフト外フリーエージェント(FA)として入団したピッコロは、その決断力と勇気、そしてチームメイトとして示してきた模範となる行動が長い間、高く評価されている。

【RA】