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自分はNFLで「3本の指に数えられるレシーバー」とスティーラーズWRクレイプール

2022年06月21日(火) 12:05


ピッツバーグ・スティーラーズのチェイス・クレイプール【AP Photo/Nick Wass】

ピッツバーグ・スティーラーズのワイドレシーバー(WR)チェイス・クレイプールは自信を失っていない。

ポッドキャストの『I Am Athlete(アイ・アム・アスリート)』で取材に応じたクレイプールは、キャリア3年目への期待を語った。

『Pro Football Talk(プロ・フットボール・トーク)』によると、クレイプールは「俺の2年目は、1年目よりもいい選手だったと言えるだろう」とコメントしたという。「プレーがうまくいかなかっただけだろ? 自分の思い通りにならなかったプレーもある。成功させなきゃいけないのにできなかったプレーもあった。でも、フットボール選手としては、ゲームを理解し、何をすべきか、どこにいくべきかを知るようになって前よりも良くなった。だから、今年はもっと良くなるはずだ」

「さっき言われたみたいに、自分が普通じゃないことは理解している――フィールドにいるとき、そんなふうに感じる。NFLの他の選手たちと違うっていうのは事実として分かっているさ。自分が5本の指に数えられるレシーバーだって分かっている。3本の指に数えられるレシーバーであることも分かっている」

低迷していたクオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーとプレーしていたクレイプールは、才気のひらめきを見せたものの、2シーズンを通して一貫性を保てなかった。印象的なルーキーシーズンを経て、2年目のシーズンをキャッチ59回、860ヤード、タッチダウン2回という成績で終えている。

来季の見通しを聞かれて、1,300ヤードと10回以上のタッチダウンを記録することを目指していると明言したクレイプールは次のように強調した。

「仕事中は“自分は犬だ”って思っている。向かいに並んでいる人たちも悩ませてやる。自信と気迫を持って、みんなに見せつけるだけだ。それが現実になるんだ。もう少ししたら、これを再生してこの場面を聞くことになる。そしたらみんな、“ちくしょう、彼は正しかった”って言うはずさ」

クレイプールは豊富な才能に恵まれているものの、WRディオンテ・ジョンソンに遅れをとってきた。また、スティーラーズのWRルームには他にも、今年のドラフト2巡目で指名されたジョージ・ピケンズもいる。

ミッチェル・トゥルビスキーやメイソン・ルドルフ、そして1巡目指名を受けた新人ケニー・ピケットが先発QBの座を争う中、ポストビッグベン時代にスティーラーズのパスゲームがどのように進化するかは、トレーニングキャンプに向けて疑問符がついたままだ。

【RA】