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フリーエージェントのRBスピラー、パッカーズを訪問
2016年09月21日(水) 13:14
不調なオフェンス陣の活性化を図るグリーンベイ・パッカーズが、スピードを備えるプレーヤー獲得を狙っているかもしれない。
フリーエージェントであるランニングバック(RB)のC.J.スピラーが現地20日(火)、グリーンベイを訪問したと『ESPN』のアダム・キャプランが報じた。
攻撃陣に新たなスパイスを必要とするパッカーズは先ごろ、3番手RBのジェーレル・プレスリーをウェイバーにかけてロースタースポットを作り出していた。
スピラーがまだフリーエージェントであるのは少し意外である。オフシーズンも順調に仕上げ、プレシーズン中も第一線で多くの役割を果たしたスピラーは先週、ニューオーリンズ・セインツから解雇された。
膝の関節鏡視下手術を受けたスピラーは昨シーズン、キャリア最低の1キャリー平均3.1ヤードをマークし、ケガ以前のフォームを取り戻すことができなかった。
過去を振り返れば、スピラーは2012年にバッファロー・ビルズの一員として奇跡のシーズンを送っている。スピラーのプレーメイク能力はNFL史に名だたるRBの中でも群を抜いており、異常なほどのスピードや横方向の敏捷性はスピラーに1キャリー平均6.0ヤードという目を疑うような記録をマークさせた。
しかし、ケガによりスピードが落ち、今はもう2012年のスピラーではない。スピラーは過去3シーズンで316キャリー平均4.25ヤードをマーク。
パッカーズがスピラーと契約を交わした場合、スピラーはRBのエディー・レイシーとジェームス・スタークスのサポート役に回るだろう。