TEによる最多出場シーズン記録を更新したいパッカーズTEルイス
2022年06月22日(水) 12:2817年目のシーズンを迎えるグリーンベイ・パッカーズのベテランタイトエンド(TE)マーセデス・ルイスはNFLでの記録更新を狙っている。
シーズン第1週のロースターに登録されていれば、ルイスはTEトニー・ゴンザレスとTEジェイソン・ウィッテンと並んで、タイトエンドによる最多出場シーズン記録を達成する。ルイスは記録を更新するために2023年まで現役を続けたいと考えているようだ。
「今年は最多記録に並ぶ」とルイスはチームの公式サイトに述べている。「記録を破ることができたらうれしいし、そうすれば“よし、やったぞ”って思えるだろう。18シーズンというのは、特にタイトエンドというポジションではちょっとあり得ない数字だ」
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)出身のルイスは2006年のドラフトで1巡目指名を受け、最初の12シーズンをジャクソンビル・ジャガーズで過ごしてから2018年にパッカーズに入団した。ボルティモア・レイブンズのパンター(P)サム・クックが最近に引退したことにより、2006年にドラフトされた選手の中で唯一残っている現役選手が38歳のルイスとなる。
パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは“ビッグドッグ”と親しみを込めて呼ばれるベテランのタイトエンドを気に入っている。ルイスはインラインブロッカーとパスキャッチャーとしての能力が高いため、年齢を重ねてもキャリアを維持することができている。洗練されたブロッキング技術を備えてNFLに入ってくるTEが少なくなっている中、ルイスのようなベテランがその役割を担い、若いタイトエンドの育成を助けてくれることはパッカーズにとって喜ばしいことと言える。
「17年目にもなると、ときどき目が覚めて“まだやってるのか”って思うことがある。もちろん年は取ったけど、俺はこの仕事が好きなんだ」とルイスは話している。
ちなみに、ルイスはロジャースがタッチダウンパスを投げたことのある唯一の1巡目指名選手だ。
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