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ブラウンズQBワトソン、24件中20件の民事訴訟は調停へ

2022年06月22日(水) 13:54

クリーブランド・ブラウンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/David Richard】

クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンが、マッサージセッション中の性的な不品行を訴える女性らからの24件の民事訴訟のうち、20件において内容秘匿での合意に至った。

原告側の弁護士であるトビー・バズビーは現地21日(火)、『NFL.com』が取得した声明で「本日、デショーン・ワトソンに対する4件を除くすべての訴訟が調停に至ったことを発表する」と述べた。

「われわれはこれらの調停に関連する書類作業に取り組んでいる。それが終われば、これらのケースは取り下げられる。調停の条件や額については秘匿とされている。この調停やこれらの件については、これ以上のコメントはない」

バズビーはまた、ワトソンに対して最初に訴えを起こした原告のアシュリー・ソリスさんは調停に至っていないと述べた。

「彼女のケースは合意に至っておらず、彼女と他の3名の勇敢な女性の話はまだ続く。他の訴訟や裁判所のスケジュールと調整しつつ、いずれ行われるこれらの件の裁判に目を向けている」と声明にはある。

NFLのスポークスマンであるブライアン・マッカーシーは火曜日に出した声明で「本日の進展は団体協約の懲罰プロセスには影響を与えない」としている。

ワトソンは以前、何ら間違った行為はないとし、女性らとの性交渉についてはすべて合意の元のものだと主張している。テキサス州の大陪審は10名の女性が訴えた刑事訴訟について、審議を拒絶している。

ワトソンには個人行動規範の違反がなかったかについて独自の調査を行っているNFLから懲罰を科される可能性がある。ワトソンは5月にリーグの調査官らと面接しており、NFLはワトソンに懲罰が科される場合のタイムラインを明かしていない。

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