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「最終的には殿堂入りしたい」とバイキングスWRジェファーソン

2022年06月25日(土) 10:41

ミネソタ・バイキングスのジャスティン・ジェファーソン【AP Photo/Jim Mone】

ミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンはNFLでのキャリアで素晴らしいスタートを切っている。しかし、彼は満足していない。

ジェファーソンは現地23日(木)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のパトリック・クレイボンに対し、ゴールドジャケットを手にすることを目標にしていると語った。

『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』に出演した際にジェファーソンは「俺は多くのことを成し遂げたいんだ」と話している。「達成したいことを挙げだしたらきりがない。最終的には、殿堂入りを果たしたい。そのためには、もっと多くのことを成し遂げなきゃいけないし、もっと多くのことを課して自分自身を高めたり、本気で学んだりする必要がある。自分がどこまでやれるのか、楽しみでしょうがない。今はキャリアの始まりに過ぎないし、殿堂入りするためには、もっと学ばなければならないこと、もっと自分のためにしなければならないことがたくさんある」

2020年にプロ入りしたジェファーソンはこれまでに3,016ヤードをマークしてリーグトップに輝いており、キャリア最初の2シーズンで記録したレシーブヤードとしてはNFL史上最多記録を保持している。また、最初の2シーズンで各年1,400ヤード以上を獲得した史上初の選手となった。2022年に1,148ヤードを稼げば、キャリア最初の3シーズンにおけるNFL最多記録(元WRランディ・モスが1998年から2000年にかけて記録した4,163ヤード)を更新することができる。

キャッチ1回あたり15.4ヤードを獲得してきたジェファーソンは、2020年以降にチームのターゲット数の27.5%を占めている――これより高い割合を占めていたのは、ラスベガス・レイダース(当時はグリーンベイ・パッカーズに所属)のWRデイバント・アダムス(29.7%)とバッファロー・ビルズのWRステフォン・ディッグス(27.7%)だけだ。

ケビン・オコンネルがヘッドコーチ(HC)に就任したことを受け、バイキングスは2022年にパス重視のチームになると予想されており、そうなればジェファーソンの記録が新たな高みに到達する可能性がある。

「うちの攻撃システムはもうラン重視のオフェンスじゃなくなったんだ」とジェファーソンは明かし、次のように続けた。「いろんな人をいろんなポジションに配置して、ボールを分散させられるようになった。このオフェンスにはすごく期待している。OTA(チーム合同練習)ではプレーを学び、ディフェンスやスタッフと一緒に練習した」

「全員がワクワクしている。オコンネルを迎えてみんなハッピーだ。彼がきたことで建物内の雰囲気やつながりが変わったんだ。本当に、始まるのがただただ楽しみだ。今シーズンがどうなるのか見ていきたい」

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、クオーターバック(QB)カーク・カズンズとジェファーソンの合計EPA(プレー前からプレー後までのポイント期待値の変化)は80.7で、NFLで2番目に高かったという。それでは唯一、彼らより高い数値を出したのはどのコンビなのだろうか? それは、オコンネルHCが以前に指導していたロサンゼルス・ラムズのQBマシュー・スタッフォードとWRクーパー・カップで、EPAは115.0だった。

【RA】