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「ラッセル・ウィルソンとマット・ライアンは新チームで期待に応えられるはず」とペイトン・マニング

2022年06月25日(土) 10:53


ラッセル・ウィルソンとマット・ライアン【NFL】

大型トレードでオフシーズンの注目の的となったラッセル・ウィルソンとマット・ライアンは、それぞれデンバー・ブロンコスとインディアナポリス・コルツがスーパーボウル制覇を達成する上で最後の1ピースになるという期待のもと、チームに加入した。

それぞれのスタークオーターバック(QB)の加入が、非常に大きな期待をもたらすことは確実である。

スーパーボウルリングをブロンコスとコルツの両方にもたらした殿堂入りQBペイトン・マニングは、ウィルソンとライアンが自らへのプレッシャーを切り抜けることについて、いくらか経験がある。マニングは彼らが自分の道を進むなかで出会う試練に対処するのに十分な準備ができていると考えているようだ。

マニングは現地24日(金)、毎年恒例の『Manning Passing Camp(マニング・パッシング・キャンプ)』で「NFLでクオーターバックとしてプレーするなら、間違いなく、そこには確かな期待がある。ラッセルとマットは自分自身に大きな期待を持っていると思う。彼らはチームと一緒に働き、同じ考えの下、チームの勝利に貢献し、自分の役割を果たしたいと思っているはずだ。だから、2人ともうまく対処してくれると思う」と話した。

ウィルソンが加入したブロンコスは、第50回スーパーボウルを制覇した後にマニングがキャリアを終えて以来、プレーオフに進出できていない。6年間、プレーオフから離れているブロンコスは2013年のスーパーボウル制覇を含めてシアトル・シーホークスに10シーズン中8回のプレーオフ進出をもたらしたウィルソンを獲得するために、複数のドラフト1巡目指名権と主力選手をトレードで手放した。33歳のウィルソンの獲得は2012年シーズンにマニングを獲得して以来、ブロンコスQBとしては最大の補強となる。

シーズン第17週にリーグ最下位の3勝14敗だったジャクソンビル・ジャガーズに敗れ、プレーオフを逃して2021年シーズンを終了したコルツは、ポジションに一貫した安定性をもたらすベテランとしてライアンを獲得した。過去3シーズン、ベテランQBたちにロースター枠を使ってきたコルツにとっては、今回もそのシナリオを繰り返したことになる。37歳のライアンは好調を維持するロースターに14シーズンの経験を加える。

マニングが自らの古巣である両チームにウィルソンとライアンが加入するにあたって、2人に助言したことに驚きはない。

成功へのプレッシャーは6月下旬にはまだ完全に現れてもいないが、ウィルソンとライアンはその間にやるべきことに取り組んでいる。両ベテランQBは新しいチームに慣れるためにチーム合同練習(OTA)に一定して参加し、新しいチームメイトとも共鳴することを確認したようだった。

ブロンコスとコルツは7月26日にトレーニングキャンプを開始する。

【AK】