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NFLの歴代最多サック記録の更新を狙うカウボーイズLBパーソンズ

2022年06月25日(土) 10:53


ダラス・カウボーイズのマイカ・パーソンズ【AP Photo/Ron Jenkins】

ダラス・カウボーイズのラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズはルーキーシーズンに圧倒的な強さを見せつけてディフェンス部門年間最優秀新人賞を受賞している。サック13回、タックル84回、クオーターバック(QB)ヒット30回を記録したパーソンズは、オールプロのファーストチームにも選出された。

リザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストに置かれていたことでシーズン最終戦を欠場したパーソンズは、元ディフェンシブラインマン(DL)ジェボン・カースが1999年に記録した14.5回という新人記録を塗り替える機会を逃している。2年目を迎えるにあたり、多才なディフェンダーであるパーソンズは歴代記録の更新を目標にしているようだ。

パーソンズは『CBS Sports(CBSスポーツ)』のコディ・ベンジャミンに「最低でも15回だな。15回は達成したい。でも、目標は間違いなく23回で、記録を破ることだ」と明かしている。

パーソンズは昨シーズンにサック22.5回を記録して歴代記録に並んだピッツバーグ・スティーラーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)T.J.ワットに次いで、ディフェンス部門年間最優秀選手賞の投票で2位に選ばれた。

ルーキーでありながら、パーソンズは驚異的な存在として活躍。初速の速さと、超越したクロージングスピードを武器に、どこに配置されても相手を脅かしていた。

パーソンズの2シーズン目に対する期待は最高潮に達しているが、本人は単純に個人的な目標だけに目を向けているようで、次のようにコメントしている。

「自分は神が与えてくれた恵みを受け止めているだけだ。自分以外の誰かの期待に応える必要はないと思っている。それに耐えられたら、対処することができる。ただ自分のゲームをするだけだ。他人のストーリーは追いたくないし、自分のことをやるだけだ。そのためにここにいるし、これからもそうしていくつもりだ」

パーソンズが2022年に自分のレパートリーに加えたいと考えているものはインターセプトだ。

2021年にインターセプト11回をマークしてNFLトップに輝いたカウボーイズのコーナーバック(CB)トレボン・ディッグスに関して、パーソンズは「今年は俺がインターセプト数でチームをリードするかもしれないと、トレには言っておいた」と話している。「それでお金をもらえるわけじゃないけど、今年はインターセプトをいくつか決めるために手を使った練習をしている」

【RA】