2022年シーズンが急速に迫る中、ニューイングランド・ペイトリオッツの選手たちはクオーターバック（QB）マック・ジョーンズを絶賛し続けている。

現地27日（月）に『NFL Network（NFLネットワーク）』の『Good Morning Football（グッドモーニング・フットボール）』に出演したタイトエンド（TE）ジョンヌ・スミスは、ジョーンズのメンタル面を称賛する声に賛同した。

スミスはチームの若きQBについて「正直なところ、スイッチの入れ方ひとつなんだ」と話している。「正直、間違いなくマックはロッカールームで一番間抜けなヤツの1人だ。でも、フィールドに立ったら別人になる。たくさんの能力と、たくさんの間抜けさを併せ持っているのさ。一回スイッチが入ったら、まったく違う性格になる。タイミングに応じたスイッチの入れ方と切り方が分からないヤツもいる。彼はとても若いのに落ち着いているし、ちょっと威勢がいい。パスを投げてもらえてうれしい。さすがだよ」

ジョーンズはルーキーシーズンにハドルで安定したリーダーであることを証明した。ペイトリオッツのチームメイトは2年目を迎えたマックがより大きなリーダーシップを発揮していることを絶賛している。

ベテラン選手と新進の若手選手が混在するペイトリオッツは、激戦が予想されるAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）において興味深いチームだと言えよう。ヘッドコーチ（HC）ビル・ベリチック率いるチームには他のチームが擁しているようなスター選手はいないものの、質の高い選手が数多くそろっている。

「ロッカールームには才能のある選手がいっぱいいる。しかも、ロッカールームの外でも、フィールドの外でもさらに優れているようなヤツらだ」と語ったスミスは「素晴らしい仲間たちが1つの共通の目標のために集まっている。俺はただ、俺たちが掲げているすべての目標に自信がある。楽しみだし、何かすごいことになりそうだ」と続けた。

2022年シーズンにジョーンズがペイトリオッツの成功のカギを握る存在であることに変わりはない。ジョーンズが躍進してチーム全体を持ち上げることができれば、ペイトリオッツはカンファレンス内の有力チームと渡り合える可能性がある。

【RA】