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ブロンコスRB陣は”クレイジー”な活躍をするとメルビン・ゴードン

2022年06月29日(水) 11:21


デンバー・ブロンコスのメルビン・ゴードン【AP Photo/Jack Dempsey】

デンバー・ブロンコスの攻撃陣をめぐる議論の多くは、取りそろえられた武器を手にクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンとパスゲームに何ができるかを中心としている。

しかし、ランゲームも見過ごすことはできない。NFLでも最高クラスのタンデムであるランニングバック(RB)ジャボンテ・ウィリアムズとメルビン・ゴードンは、それぞれ2021年に900ラッシングヤード以上を記録している。

現地28日(火)に『NFL Network(NFL Network)』の“Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)”に出演したゴードンは、2022年はさらに良い結果を残せると期待している様子だった。

「俺たちはすごいぜ。クレイジーにいかなくちゃ。あいつはものすごく才能があって、俺たちは練習で毎日お互いをプッシュしている。(マイク)ブーンも来て、彼もいいプレーヤーだから、それが俺たちの力になるだろう。ランゲームは確実に、去年よりかなり良くなるはずさ」

ゴードンはこのオフシーズンにブロンコスと1年契約を結んでおり、ウィリアムズとのコンビはもう1年続くことになっている。

新ヘッドコーチ(HC)ナサニエル・ハケットはグリーンベイ・パッカーズ時代にアーロン・ジョーンズとA.J.ディロンという双頭のRBモンスターを擁していた。ブロンコスも同じような選手の活躍を期待している。

昨年にゴードンとキャリーを分け合ったウィリアムズには、2年目にタッチ数の増加が予想されている。ルーキーとしてウィリアムズはタックルミス63回を強いており、これはリーグのリーディングラッシャーであるジョナサン・テイラー(インディアナポリス・コルツ)に次ぐ2番目の数字だった。

ウィリアムズを“驚異的な才能”の持ち主と呼び、“これから何年も厄介な存在になる”と予測するゴードンは、タッチ数を争うことで切磋琢磨されると考えている。

「だからこそ俺と彼の両方が、去年にいいプレーをしたんだ。あいつに聞けば、向こうもそれがいいプレーができた理由だと感じていると思うぜ」と言うゴードンは次のように続けた。

「練習で毎日お互い競っている。俺が30回なら、彼は30回とか、35回とかをやりたがるんだ。あらゆる部分で相手を越そうとして、それを繰り返している。競っているときにそれは続いていくし、ここには俺みたいな今でもハングリーな男がいて、彼みたいに実力を見せたがっている若牛がいる」

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