今季のベンガルズはNFLで一番”ホット”なチームになるとRBジョー・ミクソン
2022年06月29日(水) 12:27シンシナティ・ベンガルズはロンバルティトロフィーにあと一歩のところで届かず、第56回スーパーボウルでロサンゼルス・ラムズに23対20で敗れている。クオーターバック(QB)ジョー・バロウやワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスがいて、核となる若手のプレーメーカーたちが戻っているベンガルズには、もう一度ポストシーズンに勝ち進むチャンスがある。
『KPIX』のチャーリー・ウォルターによれば、ランニングバック(RB)ジョー・ミクソンは「正直に言って、俺たちはこれからの日曜日にNFLで一番ホットなチームになると感じてる」と話したという。
「もともと俺たちのところにいた才能ある選手や、今年加わった才能ある選手たちがいて、ものすごいシーズンが約束されているような気がする。一番いいのは、俺たちは前にそこまで行ったことがあって、どうやったら行けるのか分かってるってことだ。とにかく基本に忠実に、1週間に一歩ずつ進んで行けば、自然にそうなるだろう」
ベンガルズはオフシーズンの間に最大の弱点であるオフェンシブラインのアップデートに取り組んでいた。昨シーズンはバロウがプレーオフを含めて70回のサックを受けており、これは史上3番目に多い数字だった。ベンガルズはタックル(T)ラエル・コリンズ、ガード(G)アレックス・カッパ、センター(C)テッド・カラスと契約し、このユニットを強化している。
バロウの早撃ち能力もあり、ベンガルズはNFLで最もデンジャラスな攻撃陣の一つを擁することになる。ルーキーのレシービングヤード記録である1,455ヤードを記録したチェイスやティー・ヒギンズ、タイラー・ボイドから成るレシーバートリオもトップクラスだ。さらに、ミクソンは2021年に1,500スクリメージヤード以上、タッチダウン15回以上を記録した4人の選手のうちの一人(他にはクーパー・カップ、ジョナサン・テイラー、オースチン・エイケラー)であり、ベンガルズにバックフィールドでのデュアルスレットのオプションを与えている。
爆発的な攻撃陣がいくつも存在するこのリーグにおいて、ベンガルズにはこの秋、毎週日曜日に見る者を楽しませるだけの駒がそろっている。
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