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イーグルスは“オールスターチーム”のようとRBマイルズ・サンダース

2022年06月30日(木) 14:58


フィラデルフィア・イーグルスのマイルズ・サンダース【AP Photo/Laurence Kesterson】

フィラデルフィア・イーグルスは多くの人々が再建のシーズンになると見ていたニック・シリアニのヘッドコーチ(HC)初年度を、ラッシングオフェンスがトップという形で終えた。チームはこの年、プレーオフに再び登場している。

2022年を迎えるにあたり、昨シーズンに見せたポテンシャルやワイドレシーバー(WR)A.J.ブラウンの加入によって、イーグルスへの期待は高まっている。

ランニングバック(RB)マイルズ・サンダースは才能ある攻撃陣に何か特別なものが生まれつつあると考えているようだ。この攻撃陣にはクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツ、ワイドアウトのブラウンとデボンタ・スミス、ランニングバックのサンダース、タイトエンド(TE)ダラス・ゴーダートらを擁している。

『CBS Sports(CBSスポーツ)』にブラウンがいるロースターでシーズンに向けた準備を進めるのはどういった感触なのか尋ねられたサンダースは「オールスターチームにいるような感じさ。最高の感触。誰にも止められない感じ。これはウソじゃないぜ。バイブスは最高。いつだって最高だった」と答えた。

壊滅的、かつフランチャイズを変えた2020年シーズンに4勝11敗1分を記録したイーグルスは、2021年にシリアニHCの元で立て直して9勝8敗をマークし、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)ワイルドカード戦までコマを進めた。今、イーグルスはダラス・カウボーイズからNFC東地区の頂点を奪いとろうとしている。

サンダース自身も2022年に重要な年を迎える。今年はイーグルスでの4年目であり、新人契約の最終年でもある。

昨シーズンは足首と手の負傷で5試合の欠場を強いられたサンダース。シーズン終了時の記録としては、サンダースはキャリア最低のキャリー137回、754ラッシングヤードにとどまり、ラッシングによるタッチダウンはなかった。一方で、キャリー平均5.5ヤードはキャリア最高にあたる。

サンダースのタッチを増やすことは、昨シーズンにハーツを含めて多くの人々が求めていたことだ。それにもかかわらず、サンダースはシリアニHC指揮下での方向性に満足しているという。

「ニック・シリアニは素晴らしい仕事で、いい雰囲気や親和性を保っている」と言うサンダースは「俺たちは練習でかなり競った。でも、俺たちは理解しなきゃならない。キャンプで毎日進めていき、すべてをまとめるんだ」と続けている。

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