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バッカニアーズから放出されたPピニオンがファルコンズと1年契約

2022年07月01日(金) 08:57


ブラッドリー・ピニオン【Ric Tapia via AP】

パンター(P)ブラッドリー・ピニオンが新天地を見つけた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地6月30日(木)に状況を知る人物の話をもとに伝えたところによると、ピニオンがアトランタ・ファルコンズと1年契約を結んだという。その後、チームがこの契約を正式に発表した。

ピニオンは先週、今年のドラフト4巡目でPジェイク・カマルダを指名したタンパベイ・バッカニアーズから放出されている。

2021年に股関節の不調(股関節唇断裂と股関節インピンジメント)を抱えながら15試合に出場したピニオンは、パント1回あたりの平均ヤードでキャリア最低となる42.5ヤードを記録した。

ペリセロによると、現時点で完全に健康を取り戻している28歳のピニオンはライバルであるファルコンズに加入しようとしているとのこと。ピニオンが入団する前にファルコンズはすでに、ウェイクフォレスト大学での4年間のキャリア(2016年から2019年)を経てドラフト外でNFL入りするもレギュラーシーズンの試合で一度もパントを蹴っていないドム・マッジオと、ドラフト外ルーキーのセス・バーノンを擁していた。

ファルコンズは昨季、ダスティン・コルキットとトーマス・モースラッド、キャメロン・ニジアレクをパンターポジションに配置しており、彼らはファルコンズでそれぞれ18回以上のパントを蹴っている。ピニオンとの契約はポジションを安定させるための一手だと言えよう。

【RA】