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QBウィルソンのいるブロンコスは「すごく爆発力のあるチーム」になるとWRジューディ

2022年07月01日(金) 10:48

デンバー・ブロンコスのジェリー・ジューディ【AP Photo/Steve Luciano】

デンバー・ブロンコスのワイドレシーバー(WR)ジェリー・ジューディは2年目のシーズンにケガに悩まされ、周りから寄せられていた高い期待に応えられなかった。

2020年ドラフト1巡目指名を受けたジューディは2021年、足首のケガによって6試合、リザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストに載せられたことで1試合の欠場を余儀なくされ、合計7試合を欠場している。キャッチ38回で467ヤード、タッチダウン0回という記録に終わったジューディだが、クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンが加入したことですぐにでもブレイクアウトできると信じているようだ。

『ABC 7 Denver(ABC 7デンバー)』のトロイ・レンクによれば、ジューディはユースフットボールキャンプの場で「ウィルソンといるときは細部までが重要だ」と語り、こう続けたという。「どれだけ一生懸命に取り組んでいるか、フィールドにいるときと会議をするときにどれだけ集中しているか、彼から学べることは多い。彼がどれほど確固たるものを持っているかが分かる。いっぱい学ばせてもらった。最高のクオーターバックだ。一緒にプレーできるのが楽しみだ。きっとすごくエキサイティングになると思う。ものすごく爆発力のあるチームになりそうな気がしているんだ。必要なピースはすべてそろっていると思うし、あとはそれをまとめるだけだ。それが実現すると思うとワクワクする」

現在のブロンコスは武器の宝庫だ。ジューディをはじめとし、コートランド・サットンやK.J.ハムラー、ティム・パトリックをWR陣に擁しているだけではなく、ランニングバック(RB)陣にはジャボンテ・ウィリアムズやメルビン・ゴードンがいる。

彼らは全員、昨季もブロンコスに所属していたが、ウィルソンというスターQBを加えることで次のレベルに進めると見込まれているのだ。そして、ウィルソンの存在によって最も恩恵を受けるのはジューディだろう。ウィルソンはNFL屈指のディープボールパサーであり、『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』の調査が始まった2016年以降に投げたディープボールで最も多くのパスヤード(6,347ヤード)とタッチダウンパス(65回)をマークしている。

鼠径部(そけいぶ)の不調でOTA(チーム合同練習)の一部を欠席したジューディは、トレーニングキャンプを前にして健康状態は良好だと明かした。3年目のレシーバーが将来を期待される選手から安定したパフォーマーへと飛躍できるかどうかは、フィールドに残り続けることが重要な要素になるだろう。

【RA】