ブラウンズQBデショーン・ワトソンのヒアリングは終了、裁定待ちの状態に
2022年07月01日(金) 12:08デラウェアにて元連邦地方裁判所判事のスー・ロビンソンの元で行われたクリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンの懲戒に関するヒアリングは3日間で終了したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地6月30日(木)に伝えた。
ヒアリング後のワトソンとNFLのそれぞれの代表者からの報告は7月11日(月)からの週に設定されており、その後に裁定があるとラポポートは報じている。NFLとNFLPA(NFL選手会)が共同で仕事を依頼したロビンソンには裁定を下すまでの特定の期限は設定されていないものの、ラポポートとNFLネットワークのトム・ペリセロが以前に報じたところによれば、各陣営はブラウンズのベテラン勢がトレーニングキャンプに集合する7月26日までにワトソンがNFLの個人行動規範に違反したかについての結論が出されると見ているという。
どちらの陣営からにしろ、ロビンソンの裁定に不服が申し立てられた場合、一件はNFLコミッショナーのロジャー・グッデルか、グッデルが指名した人物の手に委ねられる。その後に下される裁定が最終決定となる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが日曜日に報じたところによれば、リーグは期限を1年以上の無期限とする出場停止処分を科し、ワトソンが2022年シーズン終了後に復帰を申請可能とする方向で議論する見込みだという。ワトソンの弁護士であるラスティ・ハーディンとNFLA(NFL選手会)の弁護士は、ワトソンに疑われている違反と、過去にNFLが科した出場停止処分の先例の双方から、そういった長さの出場停止処分は支持されないと主張すると見られている。
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