レイブンズLBファーガソンの死因は薬物の複合作用による偶発的なものとの判断
2022年07月02日(土) 10:34検死の結果、ボルティモア・レイブンズのラインバッカー(LB)ジェイロン・ファーガソンの死因はフェンタニルとコカインの複合作用によるものだったことが明らかになった。メリーランド州にある検視局が現地1日(金)に『NFL.com』に伝えている。
検視局によると、ファーガソンの死因は偶発的なものだったと断定されたという。正式な検死報告書はまだ発表されていない。
ファーガソンは6月21日夜、ボルティモアにある自宅で意識を失った状態で発見された。蘇生の試みもむなしく、救急隊員によって現場で死亡が確認されている。ボルティモア警察は初見の段階で、外傷の形跡はなく、犯罪によるものではないと予想されると発表していた。
レイブンズは翌朝、ファーガソンの訃報を公表。NFLコミュニティーからは悲報を受けてすぐに愛と支援の声が上がった。
金曜日に検視局からの発表があった後、レイブンズはファーガソンの死に関して追加の声明を出しており、その中で次のように述べている。
「私たちはジェイロンという人と、彼が父親として、息子として、婚約者として、友人として、そしてチームメイトとして与えた多くのポジティブな影響に焦点を当てることを優先している。これ以上、コメントすることは不適切であり、愛する者の悲劇的な死を嘆き、(土曜日に)彼の人生を称えることになる彼の家族やチームメイトを引き続きサポートしていく」
ファーガソンはルイジアナ工科大学で成功を収めた後、2019年ドラフト3巡目でレイブンズから指名を受けている。NFLでの3シーズンで38試合に出場してタックル67回、サック4.5回を記録していた。
【RA】