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「ここに所属していること」を証明するために努力するとスティーラーズ新人QBオラドクン

2022年07月02日(土) 17:17

ピッツバーグ・スティーラーズ【NFL】

今オフシーズン、ピッツバーグ・スティーラーズにまつわる話題は、ミッチェル・トゥルビスキーとメイソン・ルドルフ、そしてドラフト1巡目で指名された新人ケニー・ピケットによるクオーターバック(QB)のポジション争いに関するものばかりだった。

見落とされているのは、スティーラーズが2022年NFLドラフトで2人のクオーターバックを獲得したことだ。

ピケットが先発の座を争おうとしている一方で、ドラフト指名されたもう1人の新人QBであるクリス・オラドクンはロースタースポットをかけて争おうとしている。

『TribLive』のクリス・アダムスキーによると、オラドクンは「俺が確信しているのは、ここに所属しているということだ」と語ったという。

今年のドラフトで1巡目指名を受けたクオーターバックはピケットだけであり、全体20位でスティーラーズから選ばれている。サウスダコタ州立大学出身のオラドクンは最終ラウンドである7巡目の全体241位で指名されるまで、ずっと待ち続けなければならなかった。

オラドクンは2021年シーズンに3,164ヤード、タッチダウン25回、インターセプト7回を記録。3つの大学(サムフォード大学とサウスフロリダ大学を含む)での苦難に満ちたカレッジキャリアを良い形で締めくくっている。

しかし、現在のオラドクンの目標はスティーラーズに残ることだ。オラドクンはチームへの貢献と自分の目標を達成するためにできることを何でもする必要がある。

オラドクンは春に「もちろん、うちのクオーターバックルームはすごく競争が激しい。どんな立場であっても、最初にスナップを受けることになったとしても、一番下っ端になったとしても、俺は自分の役割を受け入れたいと思っている」と話していた。

「ポジションルームだけじゃなくて、チーム全体を良くできるんだったら、それが俺の目指すところだ。その役割を受け入れている。今年に向けて、俺にとってはそれが重要になってくるはずだ。“53”に入る最高のチャンスをつかめるようにフィールド上でも、フィールド外でも、自分自身を成長させるだけだ」

すでにピケットを指名していたことを踏まえると、スティーラーズがオラドクンを指名したのは少し意外な動きだった。とはいえ、少なくとも一般的な考え方では、オラドクンの獲得によってチームはより良くなるはずだ。

しかし、現時点でオラドクンは良きチームメイトとしてQBルームに貢献することを目指しており、他のクオーターバックが先発の座を争う中でロースタースポットの獲得を目標としている。

「今、チームメイトになっている選手の多くは、小さい頃からプレーを見てきた選手だから、彼らとフィールドを共有できているのは本当に最高さ」とコメントしたオラドクンは「クオーターバックルームの成長、つまり、自分、ミッチ、メイソン、ケニーの4人がお互いを知り、毎日を積み重ねて成長していくことが大事なんだ」と続けた。

【RA】