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「今すぐにだって行ける」と復帰の可能性を除外しないグリフィン三世

2022年07月06日(水) 10:08


ボルティモア・レイブンズのロバート・グリフィン三世【AP Photo/Darron Cummings】

ロバート・グリフィン三世は19カ月にわたってNFLでスナップを受けていない。しかし、かつて1巡目で指名されたクオーターバック(QB)だったグリフィン三世は、リーグ復帰という選択肢に対してオープンな姿勢を取っている。

現在は『ESPN』でフットボールのコメンテーターを務めている32歳のグリフィン三世は、今週末にテキサス州ウェーコにて、復帰を求める連絡が来た際に備えて、いつでもプレーできるように体を整えていると『KWTX』のクリストファー・ウィリアムズに話した。

「今すぐにだって行ける」と言うグリフィン三世は「毎日トレーニングしてるんだ。ボールを投げ、ワークアウトしている。自分の体を整えるために何が必要かは知っているし、そういうことをやっている。テレビ番組のスタッフとしてあちこち飛びつつやるのはちょっときついけど、本当に何かしたいと思うならできるもんさ」と続けている。

「だから、もし今年連絡が来たり、5年後に連絡が来たりすれば、俺の準備はできている」

2012年NFLドラフトの全体2位で指名されたグリフィン三世はワシントンからクリーブランドに移り、最後はボルティモアに移動しながら波乱に満ちた9年のプロキャリアを送った。最後の3年はボルティモア・レイブンズでラマー・ジャクソンのバックアップを務めていたが、最終的にはその立場をタイラー・ハントリーに奪われている。グリフィンが最後にフィールドに立ったのはCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)プロトコルに置かれたジャクソンの代役として登場した、2020年12月のことだった。レイブンズがピッツバーグ・スティーラーズに19対14で敗れたこの試合で、グリフィン三世はパス7回成功、33ヤード、インターセプト1回、ラン7回で68ヤードをマークしている。ハムストリングの負傷によってこの試合を離れたグリフィン三世は故障者リザーブ(IR)リストに入り、以降はプレーしなかった。

2022年(もしくは2027年)のロースター内に埋めるべき場所ができるなら、グリフィン三世は進んでセンターの後ろに戻るだろう。しかし、本人の言葉によれば、今の仕事には満足しているようだ。

「今でもプレーは大好きだ。でも、今はストーリーテラーとして自分にできるベストのことに集中し、できるかぎりフットボールに還元することに集中している」とグリフィンは語った。

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