セインツQBウィンストンが手術した膝の装具なしでの投球を開始
2022年07月07日(木) 08:35ニューオーリンズ・セインツのクオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンが昨シーズンを終了させたACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)のケガからの回復において、新たなマイルストーンに達した。
ウィンストンは今週、手術した左膝に装具をつけないで投球している動画を自身の『Instagram(インスタグラム)』アカウントに投稿している。
「雨だろうが、みぞれだろうが、雪だろうが」
ウィンストンは装具をつけた状態でチーム合同練習や参加必須のミニキャンプに参加していた。ACLを断裂し、MCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)にも損傷を負ってから8カ月を過ぎたばかりだが、セインツの先発QBであるウィンストンは今、何の制限も受けることなくドロップバックしている。
シーズン終了となるケガを負うまで、ウィンストンはセインツのQB1としての初シーズンに輝かしいペースを見せていた。ウィンストンは7試合でセインツを5勝2敗に導き、タッチダウン対インターセプトは14対3をマーク。キャリアベストのパサーレーティング102.8を記録していた。セインツはこのオフシーズンにデショーン・ワトソンの獲得に失敗した後、ウィンストンと2年2,800万ドル(約38億0,881万円)で再契約している。
ウィンストンは5月に『NFL Network(NFLネットワーク)』に対し、9月に2022年シーズンが始まるときにはアトランタ・ファルコンズとの試合でプレーしているだろうと話しており、話をした当時に今すぐプレーをしなければならないとしても“行ける”状態だとしていた。
「このプロセスをゆっくり進めている。毎日良くなることが大事。俺はそれを受け入れているし、フットボールのことが話せるだけでエキサイトしていて、ただ前に進み続けている」とウィンストンはコメントしていた。
セインツはウィンストンの過去の傷がシーズン第1週までに過去のものとなっていることを願っている。
ウィンストンをはじめとするセインツベテラン勢は7月26日(火)にトレーニングキャンプに向けて集合することになっている。
【A】