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レイブンズがOLBジャスティン・ヒューストンと1年契約に合意

2022年07月08日(金) 08:47


ジャスティン・ヒューストン【Perry Knotts via AP】

アウトサイドラインバッカー(OLB)ジャスティン・ヒューストンが現地7日(木)に1年契約に合意し、正式にボルティモア・レイブンズに戻ることになった。

レイブンズはこのオフシーズンに、ベテランパスラッシャーであるヒューストンに非独占的フリーエージェント(UFA)テンダーを提示していた。7月22日(金)まではどのチームとも契約可能だった33歳のヒューストンだが、期日まで15日を残してレイブンズと再契約している。

ヒューストンはレイブンズでの初年度だった2021年に15試合に先発し、タックル34回、サック4.5回を記録した。

長くカンザスシティ・チーフスでプレーしていたヒューストンは、レイブンズに来る前の2シーズンをインディアナポリス・コルツで送っている。チーフスでの8年間でプロボウルに4回選ばれ、オールプロのファーストチームにも選出された。サック102回という記録は現役選手の中でボン・ミラー(111.5回)、チャンドラー・ジョーンズ(107.5回)、キャメロン・ジョーダン(107回)に次ぐ4位であり、J.J.ワットと並ぶ。

ヒューストンはベテラン勢(カライス・キャンベル、マイケル・ピアース、ブレント・アーバン)や若手(ジャスティン・マドゥビーケー、オダフェ・オウェ、デビッド・オジャボ、パトリック・クイーン)から成るフロントセブンに戻る。ヒューストンの存在は、昨シーズンは逃したポストシーズンに再び進出することを狙うレイブンズに、重要なリーダーシップをもたらすはずだ。また、6月に26歳の若さで亡くなったジェイロン・ファーガソンが残した穴を埋めるという役割も、ヒューストンが担うことになる。

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