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ウォルトン・ペナー家が元国務長官をブロンコスのオーナーシップグループに追加

2022年07月12日(火) 10:31

デンバー・ブロンコス【NFL】

デンバー・ブロンコスが元国務長官のコンドリーザ・ライスをオーナーシップグループに加えた。

6月に46億5,000万ドル(約6,387億2,633万円)でブロンコスを買収する契約を結んだウォルトン・ペナー家のオーナーシップグループが今回の加入を発表している。

ロブ・ウォルトンは声明で次のように述べた。「コンドリーザ・ライス元国務長官を当社のオーナーシップグループに迎えられたことを喜ばしく思う。公務員、学識経験者、企業のリーダーとして高い評価を得ていたライス長官は、情熱的で知識豊富なフットボールのファンとしても知られ、このスポーツをより強く、より良いものにするために活動してきた。彼女はフットボールコーチの娘であり、カレッジフットボールプレーオフ委員会発足時にはその委員を務めていた。12歳の時に家族でデンバーに移り住み、大学・大学院ともにデンバー大学へ進学した。彼女のユニークな経験と並外れた判断力は、私たちのグループとブロンコスの組織に大きな利益をもたらすだろう」

ライスはジョージ・W・ブッシュ元大統領の下、2005年から2009年まで国務長官を務めていた。また、2013年にカレッジフットボールプレーオフ委員会の初期13人のメンバーに選ばれたライスは、2016年シーズンが終了するまでそこに携わっていた。

ライスは現地11日(月)に発表した声明で「このオーナーシップグループの一員になれたことを光栄に思います」と述べている。「フットボールを知ったときから、それは私の人生にとって不可欠なものであり、今日からブロンコスの組織の一員になれることに感激しています。若い頃の多くをデンバーで過ごしてきたので、私のフットボールへの愛と、この素晴らしい街とチームへの愛を組み合わせることができるのは、一生に一度の冒険であり、素晴らしい機会です」

長年、クリーブランド・ブラウンズのファンだったライスは、2018年にブラウンズのヘッドコーチ(HC)候補になるともうわさされていたが、彼女はその報道を否定している。そして今回、元国務長官はブロンコスにオーナーとして参加することになった。

【RA】