「これからの俺たちは恐れられる存在になる」とライオンズDTブロッカーズ
2022年07月12日(火) 10:37デトロイト・ライオンズはダン・キャンベルをヘッドコーチ(HC)に迎えた初めてのシーズンを3勝13敗1分で終えているが、2022年に次のステップに進むための再建は予定通りだという楽観的な見方もある。
成績は惨憺(さんたん)たるものだったが、ライオンズは13敗のうち5敗が5点差以下というタフな戦いぶりを見せていた。
ライオンズで2年目を迎えるベテランのディフェンシブタックル(DT)マイケル・ブロッカーズは、チームはキャンベルHCの元で懸命にプレーし、成長する可能性を秘めた多くの若手選手がいると考えているようだ。
ブロッカーズは最近、「(相手は)試合の60分を通して俺たちがずっと押していると分かっていた」と『Pro Football Network(プロ・フットボール・ネットワーク)』のアーロン・ウィルソンに話している。「だから、ここにいるのが好きなんだ。感じるんだよ。デトロイトにいたい、デトロイトでプレーしたい、ライオンズの一員でありたいという熱意が伝わってくる。若手の選手たちをはじめ、選手からはそういう気持ちが感じられる。このチームには組織に貢献しようとしている若い選手がたくさんいるから、これからの俺たちは恐れられる存在になるはずだ」
ライオンズの若手選手の中で最も将来有望なのは、全体2位で指名されたディフェンシブエンド(DE)のエイダン・ハッチンソンで、これまで目立っていなかったチームのパスラッシュを活性化させることが期待されている。
ブロッカーズはハッチンソンについてこう述べた。「彼はミッションを果たそうとしている。やるべきことをすべてやっているよ。指示する必要さえない。彼はルーキーとしての仕事をたくさんこなしているところで、俺たちは彼に何かを求める必要もない。率先してやってくれるんだ。“このルームは何を必要としている?”みたいな感じで。だから、俺は彼が先をしっかりと見ている選手だと思った。そういう選手はリスペクトできる。俺の中で彼は尊敬できる選手だ」
ハッチンソンとともにライオンズはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)から復帰したばかりのワイドレシーバー(WR)ジェイムソン・ウィリアムズも獲得している。チームは他にも昨シーズンを通して活躍した2年目のWRアモン-ラ・セント・ブラウンや、ライトタックル(RT)のペネイ・スウェル、タイトエンド(TE)のT.J.ホッケンソン、ランニングバック(RB)のディアンドレ・スイフトらを擁する。2022年にライオンズが大きく飛躍するためには、全員が重要な役割を果たすことになるだろう。
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