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ペイトリオッツがWRニキール・ハリーを2024年7巡目指名権と引き換えにベアーズにトレード

2022年07月13日(水) 08:29


ニューイングランド・ペイトリオッツのニキール・ハリー【NFL】

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ワイドレシーバー(WR)ニキール・ハリーは1年前にニューイングランドを離れることを望んでいた。現地12日(火)、ハリーは1年ごしにその願いを叶えている。

ニューイングランド・ペイトリオッツが元1巡目指名選手であるハリーを2024年ドラフト7巡目指名権と引き換えにシカゴ・ベアーズにトレードした。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが情報筋の話を元に伝えている。

ハリーはかつてペイトリオッツからドラフト1巡目で指名を受けたものの、チームがその順位に期待するだけのものを見せてこなかった。ルーキー時代の出場は7試合のみで、レシービングヤードは350を突破できず。2021年には状況の変化に期待していたものの、チームメイトのWRケンドリック・ボーンやWRジャコビ・マイヤースが新人クオーターバック(QB)マック・ジョーンズと共に成功を収める中、何とかペイトリオッツの53名ロースターにとどまって12試合(先発4試合)でキャッチ12回を記録するにとどまっている。

大柄なハリーはうまくかみ合わなかったチームを離れ、レシーバーの補強を必要としているチームへと向かう。ベアーズはそれほど期待のされない新時代の1年目を迎えたところだ。ダーネル・ムーニーがナンバー1レシーバーである一方、ベテランのバイロン・プリングルがカンザスシティからシカゴへ合流し、テネシー大学出身のルーキーであるヴェルス・ジョーンズJr.もチームに加わった。

ベアーズが最も優先させているのは、QBジャスティン・フィールズの守りを固めることだ。フィールズは1年目に相手パスラッシャーの前にさらされることが多かった。ハリーが加入したことでフィールズは新たなターゲットを得たことになるが、ベアーズの未来はいかにフィールズを守れるかにかかっているだろう。

ハリーは有望だったキャリアを他の場所で再スタートさせる機会を得た。ベアーズはタイトル争いの準備ができたチームとは言えないものの、ハリーは2021年にタイトル争いの準備があり、プレーオフにも進出したチームとうまくいかなかった。いまだ才能を必要としているチームにおいて、ハリーが担うより大きな役割は、自分自身が成功させなければならないことでもある。新たなホームで、ハリーは自らの才能が本物であると証明しようと試みることだろう。

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