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2022年に“10回から12回”のサックを目指すスティーラーズLBハイスミス

2022年07月15日(金) 11:39


ピッツバーグ・スティーラーズのアレックス・ハイスミス【G. Newman Lowrance via AP】

ピッツバーグ・スティーラーズのラインバッカー(LB)アレックス・ハイスミスはルーキーシーズンに交代要員を務めていたところから躍進を遂げ、2021年シーズンに先発の座を手に入れた。現在、3年目のハイスミスはさらなる飛躍を目指している。

『Steelers Depot(スティーラーズ・デポ)』によると、ハイスミスは今週に『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』に出演した際に「2桁のサックをマークする人たちに追いつかないと」と語ったという。「だから、できることは何でもするつもりだ。このオフシーズンも全力で取り組んできた。できる限り最高のプレーヤーになるためにね。今はものすごく良い状態だ。気分も最高だ。今年の目標は10回から12回のサックをマークすることと、単純にランゲームでプレーを作り続けることだ」

『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によれば、ハイスミスはサック2回にとどまったルーキーシーズンを経て、2021年には6回のサックを記録し、合計38回のプレッシャーをマークしたとのこと。

昨オフシーズンにLBメルビン・イングラムを獲得するも、うまくいかなかったスティーラーズは、今年に入ってからエッジラッシャーのスポットに目立った補強をしていない。そのため、ハイスミスには大きな活躍をしてもらう必要がある。スティーラーズは、昨年にNFL史上最多記録と並ぶサック22.5回をマークして年間最優秀守備選手賞にも輝いたアウトサイドラインバッカー(OLB)T.J.ワットを擁している。しかし、ワットとハイスミスの後ろに控えている選手の中に、エッジで違いを生み出せることをすでに証明しているような選手はいない。

ワットが大きな注目を集める中、ハイスミスが2桁サックを記録するという目標を達成するのは決して突飛な話ではなく、それを達成すれば2022年のスティーラーズ守備陣はより手ごわい存在になるだろう。

【RA】