ペイトリオッツでスーパーボウルを制したDBジェイソン・マコーティーが13年間のキャリアから引退
2022年07月16日(土) 16:35テネシー・タイタンズから6巡目指名され、ニューイングランド・ペイトリオッツで先発としてスーパーボウル覇者となったディフェンスバック(DB)のジェイソン・マコーティーが、4チームでの13年間のキャリアを終え、引退することになった。
マコーティーは、3人の子供と妻の助けを借りて、現地15日(金)に投稿された『Instagram(インスタグラム)』上での動画で引退を発表した。
マコーティーは「これまでの13シーズンはものすごい旅だった。俺のキャリアを振り返ってみると、2009年に自分自身で想像したすべての期待をはるかに超えていた。そして、それが自分のキャリアを振り返った時に最も誇りに思うことだ」とコメントした。
「🚨👀🚨 ジェイ・マック」
2009年のNFLドラフトでタイタンズから指名された後、マコーティーはNFLでプレーしたどのチームでも印象を残した。タイタンズで8シーズン、クリーブランド・ブラウンズで1シーズン、ペイトリオッツで3シーズン、そして最後の2021年はマイアミ・ドルフィンズに所属した。
マコーティーは彼一人でも際立っていたが、彼の双子の弟デビンと永遠にリンクされるのは当然だろう。ペイトリオッツがロサンゼルス・ラムズを破った第53回スーパーボウルで、マコーティー兄弟は同じスーパーボウルでプレーした初の双子となり、もちろん優勝した最初の兄弟にもなった。ジェイソンは13対3で勝利したペイトリオッツの見事なディフェンスにおいて重要な役割を果たし、この試合でタックル5回とパスディフェンス2回を記録した。
デビンはペイトリオッツで14年目のシーズンに突入するために、今オフシーズンの初めに1年間の契約に同意したが、ジェイソンはどことも契約していない状況が続いていた。
ジェイソン・マコーティーはタイタンズでの最初の2シーズンで9試合に先発出場した後、2011年にはレギュラーになりその後の6シーズンで先発として活躍した。2017年シーズンはブラウンズでコーナーとして14試合に先発し、その後3シーズンは兄と一緒にペイトリオッツに所属し、キャプテンに任命された。ドルフィンズでは2021年シーズンが故障者リザーブ(IR)入りによって7試合に短縮されてしまい、彼のキャリアはあっさりと終わった。
マコーティーは141試合の先発を含む173試合に出場し、インターセプト18回、タックル744回、パスディフェンス108回、フォースドファンブル9回を記録した。
多才なコーナーバック(CB)として評価されるマコーティーは、キャリアを通じてその人格とリーダーシップも高く評価された。
ラトガース大学から6巡目で指名され、NFLのどこへ行っても足跡を残した、NFL史上最も成功した双子の片方が13シーズンで引退する。
【AK】