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契約問題を抱えながらもホールドアウトは一切考えないビルズSジョーダン・ポイヤー

2022年07月25日(月) 15:39


バッファロー・ビルズのジョーダン・ポイヤー【AP Photo/Brett Carlsen】

バッファロー・ビルズのセーフティ(S)ジョーダン・ポイヤーはオフシーズンを通して新契約を求めていると主張してきた。とは言え、トレーニングキャンプをホールドアウトするという考えは、決して持っていないようだ。

現地24日(日)の練習後、ポイヤーは報道陣に「俺の頭にはない。俺はここにいたい。それが俺の感じていることだ――俺はここにいたい」と話したという。

春の参加必須のミニキャンプに出席していたことを考えれば、ポイヤーがキャンプに参加していることも決して驚きではない。新契約を望んでいると話しているときでさえ、ポイヤーはビルズの組織とバッファローの街に対する深い一体感を表明しているように見えた。

ポイヤーは今月初め、「俺にとって、今のバッファロー以上の状況なんて考えられない」と語っている。

日曜日に現状について詳しく語ることはなかったポイヤーだが、エージェントのドリュー・ローゼンハウスも一緒にキャンプに来ていることには触れている。

「そういう面は彼らにまかせている。ドリューがここにきてブランドン(ビーン/ジェネラルマネジャー)と話している。彼が働いてくれるし、ビーンも取り組んでくれるから、何かが起こると楽天的に考えているんだ。だけど、俺はただここにいて、またフットボールをするだけでエキサイトしているよ」とポイヤーは話した。

ビルズのジェネラルマネジャー(GM)であるビーンもポイヤーの契約状況について深くは話していない。

ビーンは「ドリューと私は素晴らしい関係を築いており、われわれとジョーダンについてもそれは変わらない。ドリューと私は多くの会話を持っている」と語った。

「彼はたまたまここに来てキャンプを開始してくれたが、われわれは良い形で来ている。交渉についてここで話はしないが、われわれはジョーダンを愛している。ドリューと仕事をするのは素晴らしいし、それについて語りたいくらいだ」

ポイヤーは初めてオールプロに選ばれた2021年にタックル93回、インターセプト5回、サック4回、タックルフォーロス8回、パスディフェンス9回を16試合でマークしている。『Over the Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば、契約最終年を迎えたポイヤーは2022年に1,080万ドル(約14億7,331万円)を受けとることになっているという。

ポイヤーは2017年にビルズと契約を結び、4年を経て注目選手に成長した。31歳のポイヤーはビルズでの5年間で先発を逃したことが2度しかなく、高い信頼性を誇っている。マイカー・ハイドとの協調関係はNFL界でも最も優れたセーフティコンビを形成しており、ポイヤーはこれからもそれを続けていくつもりだ。

「まだ数年はハイレベルなプレーを続けられると感じている。ジョーダンの年がああだこうだと、よく聞くんだ。それがこのオフシーズンのモチベーションになってきた。俺は自分がそうしたかったからここにいることを選んだし、自分にはプレーの準備ができていて、まだハイレベルなプレーができると示したい」とポイヤーはコメントした。

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