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ラムズのキャンプ開始で投げ始めたQBスタッフォード、「勘を取り戻せている」

2022年07月26日(火) 12:44


ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Kyusung Gong】

スーパーボウルチャンピオンのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは肘の問題に対処するため、この春のオフシーズンのワークアウトで投げることはなかった。だが、ロサンゼルス・ラムズがトレーニングキャンプを開始した現地24日(日)に彼はフィールドに戻っていた。

スタッフォードは「フィールドに出られるのは気分がいい」とチームの記者団に述べている。「間違いなく、鈍っていた勘を取り戻せている。実際に投げることで負荷をかけてみて、反応を確認できるのはいいことだ」

スタッフォードが肘に抗炎症剤を必要とすることもあり、ラムズはこのオフシーズンに彼を休養させていた。ワークロードに関してはチームが引き続き様子を見るとスタッフォードは日曜日に話している。

「見張られながら、同時になるべくスマートにならなければならない状況は面白い。これはプロセスで、自分の腕を信じながら取り組むしかない。進めながら最善の方法を見つけられるだろう」とスタッフォードはコメントしている。

キャンプ中にどれだけ練習するかの計画は「流動的」だとスタッフォードは指摘した。また、ヘッドコーチ(HC)のショーン・マクベイは、スタッフォードには決められた投球回数が課せられているが、日曜日の最初のセッションではその数に達しなかったと述べている。

毎日スタッフォードに求める投球数はあるかと聞かれ、マクベイHCはこう答えた。「ケガを抱える彼のような選手については、2番手、3番手の選手を起用する可能性は常にある。今日の彼はフルに参加できた。彼のように経験豊富であれば、これからも育てていくつもりだ。目標としている投球数は認識しているが、だからと言って今日の彼が何もできなかったわけではない」

クオーターバックの投球側の腕の問題は常に注目されるが、ラムズは今のところ特に心配していないようだ。このオフシーズンの休養でスタッフォードがキャンプ開始までに完全に復活し、レギュラーシーズンに向けての練習量に対応できるようになることが期待される。

【R】