現地25日（日）、デンバー・ブロンコスが敵地でシンシナティ・ベンガルズと対決。クオーターバック（QB）トレバー・シーミアンがパス35回中23回成功、312ヤード、4タッチダウンパスを投げて大活躍し、ブロンコスが29対17でベンガルズを下して開幕3連勝を遂げている。

立ち上がりからランニングバック（RB）ジェレミー・ヒルの3ヤードランで先制したベンガルズだったが、第1クオーター終了直前のパントリターンをコーナーバック（CB）のアダム・ジョーンズがファンブルしてしまう。そのままブロンコスは次のドライブでシーミアンがワイドレシーバー（WR）エマニュエル・サンダースに41ヤードパスを通してタッチダウン。

第2クオーターでは、ヒルがこの日2度目のタッチダウンを決めてベンガルズがリードを奪ったものの、前半終了前にシーミアンからサンダースへ7ヤードパスが再び通り、ブロンコスが17対14でリードして前半を折り返した。

試合が動いたのは第4クオーター。シーミアンが見事なパスワークでベンガルズ守備陣を攻め立て、82ヤードドライブをタイトエンド（TE）ジョン・フィリップスへの1ヤードパスで締めくくりタッチダウンを決めリードを広げる。その後の2ポイントコンバージョンには失敗しているものの、試合残り4分半を残してシーミアンがWRデマリウス・トーマスへ55ヤードパスを通し、タッチダウンを奪って試合を決定づけた。

ブロンコスのWRサンダースはレシーブ9回、117ヤード、2タッチダウンと勝利に貢献。WRトーマスもレシーブ6回、100ヤード、1タッチダウンと、素晴らしい活躍を見せた。

ベンガルズQBダルトンはブロンコスのディフェンスに苦しめられ、パス31回中21回成功、206ヤード、0タッチダウン、1インターセプトと決して良い結果を残せていない。