現地25日（日）、エバーバンク・フィールドでボルティモア・レイブンズを迎えて第3週の試合に挑んだジャクソンビル・ジャガーズだったが、終了まで残り1分02秒、レイブンズのキッカー（K）ジャスティン・タッカーに54ヤードのフィールドゴールを決められて逆転を許し、19対17でジャガーズが黒星を喫した。

これがこの日4度目のフィールドゴールだったタッカーは両手を上げて喜びを表現。レイブンズは2009年以来、フランチャイズ史上3度目となる開幕3連勝を決めている。

タッカーは最後のフィールドゴール以外では43ヤード、42ヤード、37ヤードのキックを成功させた。

一方のジャガーズは過去4年で3度目のシーズン開幕から3連敗。ヘッドコーチ（HC）ガス・ブラッドリーの今後に暗雲が立ち込めていると言えよう。ブラッドリーはこの4シーズンで12勝39敗と大きく負け越しており、歴代NFLヘッドコーチ陣の50試合における勝率ではワースト2位だ。

第4クオーター、ジャガーズには何度も勝利のチャンスがあった。終盤は3度の連続ターンオーバーがあったが、そのうちフィールドゴールにつなげられたのは一度切り。ジャガーズのクオーターバック（QB）ブレイク・ボートルスは2回のインターセプト、いずれのドライブもレイブンズ陣地で終えている。Kジェイソン・マイヤーズは52ヤードのフィールドゴールをブロックされた。