ワシントンのサックリーダーに輝いたOLBケリガンが引退
2022年07月30日(土) 16:28NFLで11シーズンにわたってプレーしてきたアウトサイドラインバッカー(OLB)ライアン・ケリガンが、ワシントン・コマンダースの一員として正式に引退することになった。
ケリガンは声明で「選手として素晴らしい時間を過ごせたことやその思い出に感謝すると同時に、今、そこから立ち去る知恵と勇気を持っていることにも感謝している。誰しもがいずれは選手生活の終わりを迎えるが、自分にとっては今がその時だ」と述べている。
.@RyanKerrigan91 is officially retiring a member of the Burgundy & Gold
Thank you for everything and congratulations on an amazing career! pic.twitter.com/ysee8ESI6x
— Washington Commanders (@Commanders) July 29, 2022
「@RyanKerrigan91はバーガンディー&ゴールドのメンバーとして正式に引退する」
「今までありがとう。素晴らしいキャリア、おめでとう!」
2011年ドラフト1巡目指名を受けたケリガンは、ワシントンですぐさまその価値を証明した。NFLでのデビュー戦にあたるニューヨーク・ジャイアンツとの試合でクオーターバック(QB)イーライ・マニングが放ったボールを奪ってインターセプトリターンタッチダウンを決め、それが決定打となって28対14の勝利をチームにもたらしたのは有名な話だ。
また、それはケリガンの快進撃の始まりに過ぎなかった。
ケリガンは2年目のシーズンを皮切りに、キャリアを通して4回プロボウルに選出されている。
エッジラッシャーとして絶え間ない運動量と鋭い洞察力を発揮したケリガンは、ワシントンに在籍していた10年間で95.5回のサックを記録し、フランチャイズの歴代サックリーダーとなった。そのうちの4シーズンで10回以上のサックをマークし、2014年にはキャリアハイの13.5回を記録している。
ワシントンで10シーズンを過ごした33歳のケリガンは、2021年にライバルであるフィラデルフィア・イーグルスと1年契約を締結した。16試合に出場したものの、タックルはわずか3回しか決められず、キャリア史上初めてサックを1度も記録できないまま終えている。
One-day contract 🖊
Always a part of our family ❤️💛 pic.twitter.com/aBZaETbFMF
— Washington Commanders (@Commanders) July 29, 2022
「1日契約」
「いつまでもファミリーの一員だ」
【RA】