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ブロンコスWRティム・パトリックがACL断裂でシーズン終了

2022年08月03日(水) 09:58

デンバー・ブロンコスのティム・パトリック【AP Photo/Stephen B. Morton】

スポーツはときにひどく残酷なものとなる。その最新の例となったのが、現地2日(火)に重傷を負ったデンバー・ブロンコスのワイドレシーバー(WR)ティム・パトリックだ。

パトリックは火曜日の練習中にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、2022年シーズンを逃すことになったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとジェームス・パーマーが伝えている。

現場にいた複数の記者によれば、練習中にアクロバティックなキャッチを見せたパトリックは不自然な形で地面に降りたことで負傷。フィールドを離れる際にカートを必要としていたという。

後にMRI検査を受けた結果、2022年シーズンは本格的に始まる前に終わってしまったことが明らかになった。

ランニングバック(RB)ダマリア・クロケットも火曜日にACLを断裂し、シーズン絶望となっている。

ドラフト外フリーエージェントとしてNFL入りし、2017年に練習生からブロンコスの一員となったパトリック。日陰で静かに腕を磨き、2018年に初めてレギュラーシーズンの試合に参加するチャンスを得ると、2020年にブレイクしてキャッチ51回、742ヤード、タッチダウン6回という予想外の成功を収めた。

2021年にはほぼ同様の数字を残し、前年度がまぐれではないことを示している。ブロンコスのジェネラルマネジャー(GM)ジョージ・ペイトンが11月に3年3,450万ドル(約46億1,348万円)の契約を結ぶのに十分な活躍だった。

2022年シーズンはパトリックにとって新契約下での初シーズンであり、報酬も、ブロンコスに貢献する選手としての期待も高まっていたところだった。しかし、パトリックは2022年に治療と膝のリハビリに集中し、2023年に備えることになる。

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