アリゾナ・カーディナルスは今年、多くの契約延長をまとめてきた。

ジェネラルマネジャー（GM）スティーブ・カイムからヘッドコーチ（HC）クリフ・キングスベリー、クオーターバック（QB）カイラー・マレーといった面々と契約を延長し、カーディナルスは未来のために布陣を固めている。

その最新の動きが、レフトタックル（LT）D.J.ハンフリーズとの契約だ。チームはプロボウラーのハンフリーズと2025年シーズン末までの3年の契約延長にサインしたことを発表。トータルで6,680万ドル（約88億9,866万円）におよぶこの契約には3,400万ドル（約45億2,926万円）の保証が含まれ、1年目の報酬は2,100万ドル（約27億9,748万円）だと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じている。

ハンフリーズはこの競技で最も高額が支払われるタックルに近いところにつけることになる。年額でポジション最高額の2,301万ドル（約30億6,438万円）を受け取るのはサンフランシスコ・49ersのトレント・ウイリアムスだ。

2015年NFLドラフトの1巡目でカーディナルスの指名を受けたハンフリーズは、ルーキーシーズンから先発を務めてきた。

2017年から2018年に2つのケガの影響を受けて以降は、ハンフリーズは3シーズン連続で16試合以上に出場し、2021年にはキャリア初のプロボウル選出を果たした。

マレーを確保するのがオフシーズンの一大ストーリーだったカーディナルスだが、火曜日にはそのブラインドサイドの守りを固めている。

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