第3週、ニューヨーク・ジャイアンツとの試合序盤にワシントン・レッドスキンズのセカンダリーを悪夢が襲った。

レッドスキンズのストロングセイフティ（SS）ディアンジェロ・ホールが膝十字靭帯（じんたい）を断裂した疑いでMRIを受ける予定であると『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えている。

コーナーバック（CB）を務めるバショード・ブリーランドは第1クオーターに足首を負傷して除外。ホールはハーフタイム直前に右膝に重症を負い、その後試合に姿を現すことはなかった。

また、レッドスキンズのオフェンシブライン（OL）を務めるショーン・ローバオは試合後半に足首を負傷して除外され、センター（C）のコリー・リヒテンスタイジャーも後半にふくらはぎを痛めて除外された。

その他、第3週までの故障者最新情報は以下の通り。

1．膝に問題を抱えていたシカゴ・ベアーズのワイドレシーバー（WR）オルション・ジェフリーは日曜夜、ダラス・カウボーイズ戦に出場することがNFLネットワークのラポポートにより判明。同じく膝を傷めているCBカイル・フラーは出場を回避する見込みで、ハムストリングスを負傷したCBオーランド・スキャンドリックも出場しない方向。タックル（T）のタイロン・スミスに関しては試合中に判断されるとラポポートは伝えた。

2．ピッツバーグ・スティーラーズのラインバッカー（LB）であるローレンス・ティモンズが試合前半に痛めた脛（すね）の精密検査のため地方病院へと搬送。また、ガード（G）ラモン・フォスターは胸部の負傷によりイーグルス戦はクエッショナブル登録。

3．膝と足を傷めていたニューヨーク・ジェッツのWRブランドン・マーシャルはカンザスシティ・チーフス戦に出場。

4．デトロイト・ライオンズのタボン・ウイルソンは試合中に首を負傷して離脱。チームは34対27でグリーンベイ・パッカーズに敗戦を喫した。

5．マイアミ・ドルフィンズのタイトエンド（TE）ジョーダン・キャメロンは脳震とうと診断されており、クエッショナブルに登録。

6．ニューヨーク・ジャイアンツからドラフト1巡目指名を受けたイーライ・アップルはレッドスキンズ戦、ハムストリングスの負傷により除外。CBドミニク・ロジャース・クロマティーも後半に鼠径部（そけい）を痛めて戦線を離脱した。

7．ミネソタ・バイキングスのGアレックス・ブーンはカロライナ・パンサーズとの試合前半、臀部（でん）を負傷して担架で運ばれてそのまま試合には戻らなかった。バイキングスは22対10でパンサーズを下した。

8．ドルフィンズのLBコア・ミシは首の負傷でクエッショナブルに登録。

9．オークランド・レイダースのオフェンシブタックル（OT）メネリク・ワトソンは右足を負傷して試合を離脱。チームはテネシー・タイタンズに17対10で白星を上げた。

10．グリーンベイ・パッカーズのTEジャレッド・クックは足首の負傷で試合途中に離脱。チームは34対27で勝利を飾った。NFLネットワークのステイシー・デイルズはクックが試合後、松葉づえをついて足の保護用ブーツを履いていたと報じた。

11．カロライナ・パンサーズのディフェンシブタックル（DT）バーノン・バトラーは足首上部を痛めて試合を離脱。チームはバイキングスに22対10で敗れた。

12．インディアナポリス・コルツのCBボンタエ・デービス（足首）はサンディエゴ・チャージャース戦でアクティブ登録。

13．クリーブランド・ブラウンズのCBトレイモン・ウイリアムスは肩を負傷して試合後半に離脱。

14．チャージャースのLBマンティ・テイオはコルツ戦、アキレス腱（けん）の負傷により担架で運ばれて戦線を離脱。