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トム・ブレイディのように45歳まで現役を続けるつもりはないとパッカーズQBロジャース

2022年08月06日(土) 14:58

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Julio Cortez】

2021年シーズンを迎える前、グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの将来に関して不明確な点があった。また、それは2022年シーズンを前にしても明らかになっていなかった。

しかし、ロジャースは2028年シーズンまでプレーを続ける可能性について、不確実性を解消している。

タンパベイ・バッカニアーズのQBトム・ブレイディが今週に45歳になったことを受け、ロジャースは現地4日(木)に報道陣から同じように45歳までプレーを続けるつもりなのかと質問された。

それに対し、首を左右に振りながら笑顔で「いいや、それはない」と答えたロジャースは、「とにかく、ハッピーバースデー。トム」と続けた。

ブレイディはNFLの現役選手としては最年長だが、ジョージ・ブランダを抜いて歴代最年長となるには、まだ数年がかかる。クオーターバックとキッカー(K)としてプレーして殿堂入りを果たしたブランダは、48歳まで現役を続けた。

ブレイディがブランダと並ぶ可能性は低いが、ロジャースがブレイディに並ばないのは確実となっている。

ロジャースは次のシーズンの途中に39歳になるため、45歳になるのは2028年シーズンだ。

ロジャースが何歳までプレーを続けるかは現時点では分かっていない。

今オフシーズンに3年1億5,000万ドル(約202億3,838万円)の契約延長にサインしたため、ロジャースは当分の間、パッカーズに所属することになるが、引退時期は決めていないと主張している。

ロジャースは“間違いなく”パッカーズの一員として引退することを表明している一方で、6月に行われたミニキャンプでは引退時期について明言したくないと話していた。

6月にロジャースは「あと2年、3年プレーすると言いながら、最後にチャンピオンシップで締めくくれるような魔法のようなシーズンになって、それが最高の引退のし方だと思うかもしれないから、何かを約束したくはないんだ。逆に、あと1年しかプレーしないと言った後に後味の悪いシーズンになって、そのときにさらに1年、2年とプレーする意欲と情熱が残っているかもしれないから、そういう固定観念を持たれたくないんだ」とコメントしている。

つまり、現時点でロジャースが39歳のシーズンだけに集中することに変わりはない。その先について知る者はいないのだ。ただ、ロジャースは2028年にはいなくなっているため、パッカーズファンはそれを先に考えておく必要がある。

【RA】