スティーラーズの一員としてキャリアを終えたいと明かしたWRジョンソン
2022年08月06日(土) 22:05ワイドレシーバー(WR)ディオンテ・ジョンソンは現地4日(木)に2年3,671万ドル(約49億5,300万円)の契約延長にサインしたため、あと3年はピッツバーグ・スティーラーズとの契約下に置かれることになった。
ジョンソンはそれが3年よりもずっと長く続くことを願っている。
チーム公式サイトによると、ジョンソンは「スティーラーであることを愛している」と語ったという。「ここが大好きだ。ここでキャリアを終えたい。チームメイトと一緒にいて、ここの雰囲気とか彼らが毎日見せてくれるエネルギーに包まれたいんだ。そんな仲間と毎日一緒にいたい。自分は正しい選択をしたと思う。これからもずっとここにいたい」
ジョンソンがこのままスティーラーズの一員としてキャリア終えるためには、数年後にまた契約延長が必要になる。26歳のジョンソンは30歳になる前に再びフリーエージェント(FA)になるために比較的短い契約延長に合意した。
新契約では年平均額が1,835万5,000ドル(約24億7,650万円)となり、ワイドレシーバーの中で17番目に高い金額となっているものの、今オフシーズンに複数のレシーバーが手にすることになった2,000万ドル(約26億9,845万円)という水準には達していない。
しかしながら、ジョンソンは悪い契約を結んだとは思っていない。というのも、ジョンソンには2025年に再び大型契約を結べるチャンスがあるからだ。
『Pittsburgh Tribune-Review(ピッツバーグ・トリビューン・レビュー)』によれば、ジョンソンは「自分は正しい取引をしたと思っている。他の人がどんな取引をしたかは気にしていない」と強調したという。
同じ年のドラフトで指名されたレシーバーたちがどのような契約を手にしたかについて心配していないジョンソンは、次のように話している。
「みんな数字を気にしているんだな。俺はみんなの懐事情を見ようとはしなかった。彼らはそれにふさわしい。彼らの状況をコントロールすることはできない。俺は単に自分自身の状況を心配している。そして答えを見つけ出すことができた」
ジョンソンはデビューしてからの3シーズンで毎年、成長を見せてきた。2021年シーズンには1,100レシーブヤードを達成している。このまま軌道に乗り続ければ、ジョンソンの懐は数年後に再び満たされるだろう。
【RA】