レイブンズQBジャクソンが契約交渉に期限を設定
2022年08月14日(日) 10:02ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンは現地9月11日(日)に行われるニューヨーク・ジェッツとのシーズン初戦に臨む前に契約状況を解決したいと考えているようだ。
現地8月13日(土)、契約交渉には厳密な期限が設けられているのかと質問されたジャクソンは次のように答えている。
「ああ、近づいている。もうすぐだ。シーズンが近づいてきた。今シーズンはいい感じになりそうだ」
ジャクソンは代理人を立てずに自ら契約交渉をしているため、オフシーズン中に懸念を取り除きたいと思うのは当然だと言えよう。ジャクソンは契約交渉の状況について“最新情報はない”とつけ加えた。
また、シーズン第1週を厳密な期限と言ってもいいのかという質問に対して、ジャクソンは「ああ、確実にね」と答えている。
レイブンズはオフシーズンを通して、ジャクソンを長期間にわたってチームにとどめておきたいと断固として主張してきた。
ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは「ラマーは素晴らしい仕事をしているし、毎日練習している。ビジネスの部分はビジネスの部分だ。時が来たら実現すると、私は確信している」と述べている。「急がせることはできない。どちら側も何も急がせたくないと思っているはずだ。すべてが終わったときに双方ともに幸せでありたいし、ある程度の段階で終えてしまったら、恐らく双方ともに不幸になるだろう? そういうものなのだ。彼は素晴らしい仕事をしている。本当に。よく練習もしている。素晴らしいリーダーで、サイドライン上ではゲームに没頭している。だから、すべてにおいていい感じだ」
レギュラーシーズン開幕前に折り合いがつかなければ、ジャクソンは来年3月にフリーエージェント(FA)になる予定だ。シーズンが終了すれば、再び交渉が始まる可能性はある。それでも難しければ、レイブンズはジャクソンにフランチャイズタグをつけることも可能だ。
【RA】