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【2016年第3週】RBアジャイがOTでTD、ドルフィンズに初勝利をもたらす!

2016年09月26日(月) 12:42

パスを投げるマイアミ・ドルフィンズのQBライアン・タネヒル【AP Photo/Wilfredo Lee】

現地25日(日)に行われたクリーブランド・ブラウンズ対マイアミ・ドルフィンズの一戦はオーバータイム残り8分26秒に、ドルフィンズのランニングバック(RB)ジェイ・アジャイが11ヤードのランからタッチダウンを奪い、30対24で辛くも勝利を収めた。

ドルフィンズは前半10対13とリードされていたが、第3クオーターにワイドレシーバー(WR)ジャービス・ランドリーが42ヤードのタッチダウンパスを成功させてリードを奪うと、ゴールポストに飛びつきペナルティを受けるほどの喜びを表す。さらに第4クオーターにはクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルがRBダミアン・ウィリアムスへの10ヤードのタッチダウンパスを成功させ、24対13とリードを広げることに成功。

対するブラウンズは第4クオーターの残り10分12秒にWRテレル・プライアーの3ヤードのランからタッチダウンを奪い、コンバージョンを決めて24対21と追い上げを見せると、その後のキッカー(K)コディ・パーキーの38ヤードのフィールドゴールで24対24のタイに持ち込む。

残り20秒となったところでブランズのラインバック(LB)コーリー・レモニアがドルフィンズのQBタネヒルからボールを奪うと、Kパーキーがフィールドゴールを狙ったが左に外してしまい、決定的な勝利のチャンスを逃してオーバータイムに突入。パーキーはこの試合で3度もフィールドゴールを外しており、その中でも46ヤードのキックでは時間制限切れも記録していた。

オーバータイム残り9分を切って、QBタネヒルが空いていたWRランドリーへのパスで32ヤードを獲得すると、RBアジャイーが11ヤードのランでタッチダウンを決め、ドルフィンズは2011年以来となる開幕3連敗を免れた。

QBタネヒルは319ヤードを投げてタッチダウン3回、WRランドリーは7回のパスを受けて120ヤードを獲得する活躍を見せた。

ブラウンズはここまで開幕から2連敗しており、初戦はQBにロバート・グリフィン三世、第2戦にはジョシュ・マコーンを起用して敗戦。この試合のQBにはチームの第3のQBであり、WRからQBに転向したコーディ・ケスラーを起用していたが、またしても良い結果は生まれなかった。

また、この試合では、もともとオハイオ州立大学出身のQBでありながら、現在レシーバーとしてもプレーしているブラウンズのWRプライヤーが8回のパスを受けて144ヤードを獲得、自身も35ヤードのパスを成功させて25ヤードのランを達成し、チームにとっては1977年以来となる記録をもたらしている。また、前半の最後のプレーではセーフティ(S)としてもプレーしていた。